みなさん、こんにちは!
渋谷アーチェリーONLINEの富田です。
先月の50M/30Mの大会以降も、50Mの点数が伸びない状況が続いていました。少ない練習時間でいかに効率良く練習をするかを考えていた中、雑誌アーチェリー11月号に『スコープの重要性』という記事を発見。ふむふむ。というわけで、早速スコープを導入しての練習を開始しました。
【SHIBUYA ズームスコープ】
【Manfrotto MKCOMPACTACN三脚】
70Mがメインになるまではスコープはいらないだろうと思っていたので、これまで50Mでは、矢取りの際に6射纏めて的中の確認。そのため、グルーピングがバラけていた時でも、なぜ左右にずれたのか、なぜ矢が落ちたのか、なぜ10点に入ったのか、といった、射型と的中との紐づけをせずに練習をしていました。
スコープ使用開始直後は、毎回覗くことにも慣れず、フォロースルー時にリムと三脚が接触、立ち位置の圧迫感、そもそも違う的を見ていたり…、と様々な問題が勃発。しかし、徐々に慣れ、リリースが膨らんだことで左右に行ってしまった、デッドリリースにより矢が落ちてしまった等、原因を確認しながら練習すること数週間。ついに、50M/30Mで自己最高点の586点(277点/309点)を記録しました。
今回の点数アップのポイントは、スコープ使用による射型への意識に加え、一射毎に的中を確認することによる集中力の高まりも大きいと考えられます。点取りのラウンドによっても、まだまだ点数のムラは目立ちますが、都度、丁寧にフィードバックをし、点数アップ&安定に繋げていきたいです。
11月、12月とインドア、アウトドア含めいくつかの大会に出場予定。試合では、「スコープの最高位置は腋の下の高さを越えないように調節しなければならない」(※)ため同じ高さで設置する癖付け、「1競技者について最低80cmの間隔が確保されなければならない」(※)ため最低幅の80cmでも他の競技者の妨げにならないような三脚の設置方法の確立。そして、1エンドごとにスコープをセット&撤去する必要もあるので、行射に集中出来る様、それらを意識した練習もしていきたいと思います。
※全日本アーチェリー連盟競技規則より
なお、『スコープの重要性』の記事については、発売中の【隔月雑誌アーチェリー2016年11月号】誌面にてご確認ください。
【隔月雑誌アーチェリー】