~アーチャーへの道 社会人編 外伝~

こんにちは、渋谷アーチェリーONLINEの富田です。

連載開始2回目で急に番外編になりますが、先日のブログでも掲載しましたシブヤカップ
初めての大会を見る良いタイミングだったので、私富田も運営兼観客として参加してきました。

アーチェリーの試合は数年前にオリンピックで見たことはあったのですが、メダルを取った種目としてニュースのハイライトで見たことがある程度でした。
会場でお会いした選手の方々は「アーチェリーを見ているのは退屈」と仰っていましたが、始めて見る試合は非常に興味深く、本を読んだだけでは分かりづらかった試合の流れも分かったので良い経験になりました。

アーチェリーの競技を初めて生で見て印象に残った部分としては、
・選手と選手の間が非常に近い
・綺麗な弧を描いて的へ飛んでいく矢
・会場で会った選手同士が仲良く話している姿
・淡々と進む試合
・道具のカラーが豊富で自分独自の組み合わせで個性を出せることに面白味がありそう
といったところでしょうか。

上記のように、予選ラウンドは淡々と進んでいる印象でしたが、決勝ラウンド開始後は1本勝負のシュートオフ等、勝ち上がるほどに緊張感は増し、決勝は交互打ちで行われるなど、非常に盛り上がっていました。
また、風はあまり強くなかったものの、雨の中でも集中力を切らさず結果を出している選手たちに凄味を感じました。

様々なスポーツを経験してきて、スポーツは見るよりやる方が好きということは自負していますが、アーチェリーを本格的に始めたら、観客として指を咥えて見ているのは苦痛に感じること必至でしょうね。
選手たちが仰っていたことが分かったような気がしました。

また、来年はオリンピックも開催されることもあるので、メディア等で『アーチェリーを楽しく見る方法』をしっかり提示出来れば、アーチェリー界を盛り上げることが出来る気がしました。

社会人として練習時間も取れない状況で、初の大会出場はいつになることやらという状況ですが、『大会に出たい!』という欲求を忘れないまま、焦らずに練習を積み重ねていきたいと思います。

それでは、第二射を(今度こそ)お楽しみに!