みなさん、こんにちは!
渋谷アーチェリーONLINEの富田です。
先週の土曜日は鎌倉アルプスに行ってきました。
鎌倉にアルプスなんてあるの?と、お思いの方も多いかと思いますが、あるのです。
そもそもアルプスという名前は、ヨーロッパにあるアルプス山脈が元になっており、『山脈状に連なる高山』の総称として使われています。
日本の山では、小学校の社会で習った日本の三大山脈の飛騨山脈が北アルプス、木曽山脈が中央アルプス、赤石山脈が南アルプスと呼ばれています。
飛行機で日本の西と東を行き来すると富士山に目が行きがちですが、日本海から太平洋に連なり、日本を分断している姿は圧巻です。
特に雪を被ってる時期は、見応えがありますよ。
話は戻って鎌倉アルプスは、高山ではありませんが天園ハイキングコースという鎌倉の北側にあるハイキングコースの愛称。
最初と最後に急な登り下りはあるものの、アクセスも良く、北鎌倉から鎌倉へスルーハイクが出来る、初心者向けの山です。
入口は、鎌倉五山の第一位、建長寺の奥にある半僧坊から始まり、瑞泉寺へ抜けるという、お寺も楽しめるコース。
天気が良いと富士山も見えたり、鎌倉や太平洋の眺望も良く、反対側には横浜の街も見えます。
一味違った鎌倉観光が出来るので、気になった方は是非行ってみてください。
さて、ちょうど中間地点の天園(天国ではありません)という広場で休憩していると、鎌倉市のトレイルランニングの団体の方にインタビューをされました。
インタビューの内容は、鎌倉アルプスでのトレランが禁止にされてしまいそうな状況なので、意見をいただけないかとのこと。
歩く人が走る人と山道で出会ったときに危ない思いをした、トレイルランナーのマナーが悪い等が主な理由らしいです。
私は山ではゆっくり景色を見たり、音を聞いたりすることが好きなため、歩く専門。
正直な話、トレランをしようと思ったことはありません。
そもそも子供の頃から持久走が苦手なので、走ること自体好きではないのです。
しかし、特に危ない思いもしたこともありませんし、トレランに反対する気持ちもありません。
トレランは近年流行り始め、競技人口の割合も少ないため、登山道では新参者の印象がありますが、自分の足を使って山の中を移動するということは、普通の山登りと何ら違いは無いと思うからです。
どっちが偉いということはないと思うので、山を歩く人にとって迷惑だからトレランは禁止!、というのは少し違う気はします。
登山と一言で言っても楽しみ方は人それぞれ。
すれ違う際にはスピードを緩める、追い越す際は声をかける、スピードの早い人が来たら道を譲るなどをして、お互いを理解することが大事ではないでしょうか。
一昔前はスキー場でのスキーとスノーボードの対立などもありましたが、今では上手くいっていそうなので、一般登山者とトレイルランナーも上手く共存出来れば良いなぁと思います。
インタビューの間、お湯を入れたカップヌードルは10分以上経ち、伸び伸びで冷めてしまいましたが、それと引き換えに、山の平和が守られることを祈っております。
それではまた~。