みなさん、こんにちは!
渋谷アーチェリーONLINEの富田です。
様々な道具を使用するアーチェリーでは、技術の向上やポンドアップとともに、道具の調整方法を知ることが必要になります。今回のブログでは、SHIBUYA DXプランジャーの調整方法を紹介します。
私は何度かポンドアップをした際に右寄りにグルーピングするようになっていたのですが、まずはポンドが重くなったことで引き戻されているのが原因なのかな、と自分の射型を疑いました。その後、段々引ける様になっても右寄りになる場合はサイトピンをいじって対応していましたが、実はプランジャーも調整をする必要がありました。
ポンドが変わることにより弦が矢を押し出す力が変化し、アーチャーズパラドックス(矢がたわみ、蛇行する動き)も変化。それがグルーピングが左右することに繋がります。アーチェリーの歴史の中でのプランジャー発明の経緯としては、そのアーチャーズパラドックスを代償するためという理由があるようですが、今回は難しい話はさておき、シンプルにSHIBUYA DXプランジャーの調整方法を紹介いたします。
~SHIBUYA DXプランジャーの調整方法~
◆①のネジを緩めるとPB-5 センタースライダーを可動することが出来ます。センタースライダーを可動することで、プランジャーホールからのプランジャー先の出具合を変えることが出来ます。
◆②のネジを緩めるとPB-2 スプリング受けを可動することが出来ます。スプリング受けは、通常は一番締めた状態で使用するため、スプリング自体を交換する時以外は動かすことはありません。
◆③のネジを緩めるとPB-8 プランジャー用テンション調整ネジを可動することが出来ます。テンション調整ネジを締め込むとチップが硬くなり、緩めるとチップが柔らかくなります。ポンドを変更した際等に、的の右にグルーピングする場合はチップを硬く、的の左にグルーピングする場合はチップを柔らかくし、的の中心にグルーピングするように調整します。
以上がSHIBUYA DXプランジャーの調整方法です。アーチェリーでは、なぜその道具を装着する必要があるのかを常に考えながら練習に取り組んでいくことが、成長への近道なのではないでしょうか。今後も初心者目線で、使用方法・調整方法に疑問を持った商品が出てきたら、積極的に掲載していきたいと思います。
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