みなさん、こんにちは!
渋谷アーチェリーONLINEの富田です。
11月27日(日)は、江戸川区総合体育館アーチェリー場で行われた『第7回江戸川インドアオープン大会』に出場してきました。5部制で2日間をかけて行われる今大会。私は4部で出場してきました。
午前から行われていた3部の試合には、山本店長が出場。試合の合間で、日本記録タイの589点を射ったという報告と、インドアに於ける心構えのアドバイスを貰いました。同じオンラインスタッフとして、私も良い成績を残したいところです。さて、そんな今回の目標は、
■490点以上でブロンズバッジゲット!
※インドアのスターバッジゲットは、今シーズンの長期的目標。
■切り良く500アップ!
と、2段階で設けてみました。ちなみに昨シーズンの最高点は468点。当時は、借り物のハンドル、28ポンド、クリッカーなし、サイドロッド未装着、40cm的だったので参考になるかは分かりませんが、2シーズン目ということで成長を証明したい。しかし、前日の一夜漬け練習ではMも続出だったため、気合いと緊張が入り混じる心境でした。
試合開始。全て8点を射てれば、60射で480点。その中に9点10点を散りばめて490点越えか…、と変なことを考えていたら、1回目はなんと8、8、8。流石にスレスレの試合は心細すぎるので、気合いを入れ直し、2回目で10、9、8を射ち、51点。続いて10、10、9、10、9、9で57点。余裕のあるスタートを切ることが出来ました。その後は50点、50点、55点で前半の合計は263点。目標の500点越えを射程範囲内に留めての折り返しとなりました。
しかし、今までMを出していないプレッシャーと、ユニフォームの下に厚めのインナーを着てしまっていたことにより、あふれる手汗。後半が危ぶまれます。
プレッシャー(と手汗)を払拭すべく、上出来過ぎる前半は忘れようと臨んだ後半。あっさりと2回目でMを射ってしまい、42点…。インドアで選手間の距離が近いため、左右の選手とのサイドロッドの近さが気になったり、他の選手のクリッカーの音でリリースしてしまいそうになったりと、集中力が切れてしまい、引き続き47点。もう50点以下は許されません。
周りが気になり始めたので、深呼吸をしてこの際開き直ることに。敢えて周りを見てタイミングをずらし1射目を20秒遅らせ、Mを1度出していたのでリラックスして射とうと気持ちを切り替えました。すると調子を持ち直し、50点、53点、53点。前の試合同様に今回も上手くリカバーし、後半の合計は245点で試合終了と相成りました。最終合計点は、508点。初めてのスターバッジ申請点をゲット&500アップと、ダブルで目標達成です。
4部での順位は、3位でした。あとわずか4点で賞状を貰えたのかと思うと、『あのM』がとても悔やまれます。しかし『あのM』があったからこそ後半に巻き返しが出来たということで、悔しさは胸の奥底に仕舞うことにしました。
(あのMが無ければ…。あのMが…。あの僅か1mmが…。)
※ブログ用の写真を撮っていたら、シューター島田に撮られTwitterに晒されていました。
その様子はこちら→【渋谷アーチェリー公式twitter】
点数的には目標達成、5部全体での順位は42人中17位と、良い形でインドアシーズン&アーチェリー2年目をスタートさせることが出来ましたが、もちろん反省点もありました。
1つめは、点数を追いエイミングに集中し過ぎたため、射型への意識が完全に疎かになっていたこと。後で思い返してみるとデッドリリースの嵐でした。冷静になれた後半、最後の4回は、1射目や2射目に赤を射った後、3射目でじっくりとエイミング、リリースを意識したことで、10点を射抜けていたので、今後はその感覚を活かして練習をしていきたいと思います。
2つめは、上位に食い込む選手は、後半に点数を伸ばしてきているのに、私は後半で点数を落としてしまっていること。この点は、やはりスタミナ不足、練習量の差であると感じたので、普段から多めに射つようにしていきます。
昨日、ブレイディ・エリソン選手が、インドアでワールドレコードを射ったニュースを目にしました。その点数はなんと598点!ものすごい境地ではありますが、少しでも近付くことを夢見て、まずはもう一歩上の目標、『520アップでシルバーバッジ!』を今シーズン中に目指したいと思います。