~シーズン開幕戦&ファクターハンドルの使用感について~

みなさん、こんにちは!

渋谷アーチェリーONLINEの富田です。

4月23日(日)は第2回横浜市70mラウンド記録会 @ 富岡総合公園アーチェリー場に出場してきました。前回の第12回シブヤカップアーチェリー大会から半年ぶり、アーチェリー人生2度目の70Mの試合のため、現在の自己ベストは前回の記録の487点。そして今シーズン一つ目の目標は500アップです。

風が少しありましたが、快晴の空模様。試射の1射目でXに的中したので、少し緊張から解放されました。前半は39、45、41、41、49、40、で合計255点。初回に黒を2本、4回目でMを射ったものの、なんとか目標プラス5点で折り返しが出来ました。インドアの大会が続いていたせいもあり、6射で点取りだとあっという間に試合が進んで行くことに驚きました。気を抜く暇がありませんね。

セットアップが低めになっていたため、後半の3回目以降は“セットアップを高く”を意識し、そこから引き分ける様にしたところ、引き易くなりグルーピングも良くなりました。そんな後半は40、40、45、48、49、43、で合計265点。試合中の、特に後半に修正出来たので、気持ちの良い試合運びが出来ました。

というわけで総計520点、自己ベストを33点更新し目標達成!後半でさらにプラスを上乗せできたことは嬉しかったです。後半に修正した射型で射ち続けること、黒やMを減らすことが出来ると思うので、まだまだ伸びそうな気配がします。今回の500アップでホワイトバッジの申請点もゲット出来たので、次なる目標は550アップでブラックバッジゲットを目指すことにしました。シーズンも始まったばかりなので頑張ります。

実のところ70Mの練習は月に一回のペースだったので少し不安はありました。しかし、練習時間が取りづらい社会人アーチャーは、『練習不足だから試合に出たくない』などと言っていたら試合に出られなくなってしまうので、予定が合えば積極的に申しんで行こうと思っています。試合も練習のうち。試合での緊張感の中で学ぶことも沢山あるはずですし、試合に申し込んでおくことで淡々となりがちな日々の練習の目標にもなります。ある程度基準を満たしていれば試合に出られることは、アーチェリーの醍醐味ですね。

今のところ、順調に点数は伸びていますが、恐らくこの先、調子の波というものが必ず訪れることでしょう。そんな時でも気持ちを落とさず、楽しんでアーチェリーを続けて行けたらと思います。次の大会は今週末の50M/30M。練習での50Mがあまり奮わずな状況ではありますが、楽しんできます。

さて、12月より、HOYTの最新モデル【HOYT フォーミュラ ファクター ハンドル H25】を使っていますが、個人的な感想をいくつか挙げさせていただきます。


左:プロディジーXT、右:ファクター。

まず、バータチューンクリッカープレートがハンドルの左右から挟み込んで留める形状になったため、プランジャーホールが円形になりました。以前の楕円形の時はプランジャーの緩みが1つの不安要素でしたが、円形になりプランジャーとの接触面が増えたことで緩むことが無くなったので、試合中にチェックする癖も無くなりました。これは目に見えて嬉しい改善点です。

そして、形状。上の写真で比べても分かる通り、前後方向の厚みが増したことにより、矢の飛び出しが真っ直ぐになった感覚があります。それにより的中時の左右のブレが軽減されました。以前よりもずんぐりしたイメージにはなりましたが、見た目の安心感と射った時の安定感が増しています。


ファクター純正のグリップ。

慣れのせいもあるかとは思いますが、ファクター純正のグリップは角ばっており、私の手の形状に合わなかったため、以前のプロディジーのものに付け変えて使用しています。しかしながら、角ばっていることで真っ直ぐ押せそうな気もするので、グリップについては今後使い比べる価値はありそうです。

以上、簡単ではありましたが、【HOYT フォーミュラ ファクター ハンドル H25】の使用感について書かせていただきました。使い心地も良く、実際に点数も上がっているので、とてもオススメですよ!新宿店では展示品の試し射ちも出来ますので、お近くの方は是非お試しいただけたらと思います。