~韓国のアーチェリー事情(オリンピックチャンネル動画紹介)~

こんにちは!

SHIBUYAアーチェリーONLINEの飯島です。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックまで、あと2年を切りました。
そこで、本日は、オリンピック競技のアスリート情報や動画が公開されているウェブサイト【オリンピックチャンネル】の中から、韓国のアーチェリー事情の動画をご紹介いたします!

オリンピックのアーチェリー競技において、韓国のナショナルチームは、男女揃って、個人戦でも、団体戦でも数多くのメダルを獲得しています。
その理由は、幼少期から射つ姿勢を意識したトレーニングに力を注いでいるからだそうです。
韓国は、小学校では141、中学校では97、高校では50チームと数多くのアーチェリークラブが存在し、正しい射ち方を習得するために、とにかく基礎フォームを毎日繰り返し練習。筋力アップのエクササイズも行われているそうです。

韓国学生トレーニング風景
オリンピックチャンネル動画より引用(Yanghwa 中学校のコーチと生徒の練習風景)

韓国でアーチェリースクールを経営し、ナショナルチームのコーチも務めたKim Hyung-Tak氏は次のように語ります。
『海外では、アーチェリーは一種のレクリエーションとして捉えられており、フォームはあまりこだわらない傾向が高い。その一方で韓国では、基本フォームをしっかり身に付けさせることを第一に指導している。初めは弓を使わず、ラバーバンドを使い、正しい射ち方を覚えさせている。』

また、メンタル面強化について、オリンピックメダリストのKi Bo-bae選手は、”Pre Shooting Routine”「射撃前ルーティン」を実施。
弓を持ち、正しい姿勢で構えている姿を想像しながら、その動作を繰り返します。イメージトレーニングと動作を合わせて行うことで、常に自分自身のベストフォームで射つことができ、自信を持って試合に臨めるそうです。

更に韓国では、オリンピックや世界大会の試合を意識し、独特な練習方法を取り入れています。
最新機器を使ってトレーニングをしたり、オリンピックの試合と同じ環境になるように、観客がいるスタジアムで雑音のある中で練習しているそうです。

スタジアムでの練習
オリンピックチャンネル動画より引用(スタジアムでの練習)

トレーニング機器を使用
オリンピックチャンネル動画より引用(最新機器を使ったトレーニング風景)

以上、簡単に動画内容をまとめさせていただきました。皆さまも韓国のトレーニング方法をご参考にしてみてはいかがでしょうか?イメージも湧きやすいかと思いますので、ぜひ動画もご覧いただければと思います。

【無敵を誇る韓国アーチェリー】日本語字幕付

※なお、今回は英語字幕版より抜粋させていただきましたので、翻訳の関係上、日本語字幕とブログ掲載内容が異なる場合がございます。英語版はこちら。

【The invincibility of South Korea archery explained】英語字幕付