皆様こんにちは、海外営業担当のフィリップです。
いよいよ世界一周の営業の旅の3か所目に到着しました。
シブヤのアメリカ代理店であるLancaster Archery Supplyが主催者のランカスター クラシックにきました!
ランカスターとはペンシルベニア州の地方で、主に農場やメーカー工場が多く位置している場所で、アーミッシュという民族の集落もいっぱいあります。
ここで1983年に店舗を構えたのがランカスター・アーチェリーサプライ。アメリカ最大級のショップ・卸業者であり、特にターゲットアーチェリーに力を入れてきました。
ランカスタークラシックはランカスターのショップで2004年から開催されている大会で、今年は900人をも超える世界レベルの参加者数に成長しました。今までショップの施設を使用していたのも、今年は遂に大きなイベント会場を借りることになりました。
メインの射場が2か所、プラクティスレンジが2か所、そしてメーカーブースが20社以上。ラスベガスシュートやニームヨーロッパインドアにも劣らない規模に感じました!サッカーなどに使われる施設らしく、足場が人工芝でふかふか。長時間立ちっぱなしのブース営業には大変嬉しい会場です!
もちろんアメリカの選手が中心になっていますが、マイク・シュルッサーやモーガン・ランディンなどのヨーロッパの選手も数多く参加しています。
ベガスシュートと違って、ランカスタークラシックではアウターテンが10点、インナーテンが11点とカウントされます。60射で660点満点になります。
RC男子ではブレイディ・エリゾン選手が643点をマーク。11点が45、10点が13、9点が2。つまりワールドアーチェリーの大会であれば598点、という驚異的なスコアです!女子の部では同じアメリカのマッケンジー・ブラウン選手が603点でトップ。
CPではレオ・ワイルド選手、アレックス・ウィフラー選手、クリス・シャッフ選手が658点で同点のトップに立ちました。ワールドアーチェリースコアでは598点です!強い…
女子の方ではトーヤ・チェルネ選手、サラ・ランス選手が645点でトップ。
そして、昨日はブース営業終了後、ランカスターのショップにも顔を出してきました! 実は9年前に、入社直後にも一度訪れましたが、更に規模が拡大し、世界有数の立派なショップに成長しました。
アメリカのアーチェリーショップには欠かせないハンティング用品もいっぱいで、社員が仕留めた鹿などのトロフィーが飾ってあります。
ショップには射場も併設され、その場で道具を試したり、チューニングを行うことができます。
1階には更に大きな射場があり、アメリカとカナダのナショナルチームメンバーが練習していました!
入り口には様々な雑誌記事や、社長のロブ・カウフホルドさんが所属していたアメリカのナショナルチームの名簿が飾ってありました。
そして今朝窓の外を見たら…
20年に一度と言われる大雪嵐にはまってしまいました… 本日予定していた競技の全過程が中止となってしまいました。ホテルから出ることすら困難な状況です。オーストリア出身の身としては懐かしい光景ですが、仕事への影響は大きいですね…主催者も可哀そうです。
でも、明日予定しているシュートオフは予定通り行われる見込みなので、楽しみです。
また報告させていただきます!よろしくお願いします。