世界一周の旅④ ベガスシュート

皆様こんにちは、海外営業担当のフィリップです。少し遅くなりましたが、世界一周の旅の最終回をアップさせていただきます!本日はビル・マレー主演の映画「恋はデジャ・ブ」(おすすめ!)で有名なグラウンドホッグ・デイ。ジリスが檻から顔を出して自分の影を見ると、冬があと6週間続くという占いの行事です。

毎年恒例のベガスシュートに行ってきました。

今年は50回めとのことで、いつもに増して主催者が気に入っていたようで、会場のカジノホテルがアーチェリー色に染まっていました。エレベーターのドアまで!

試合前日、トップ選手のスティーブ・アンダーソン選手、リンダ・オチョア選手と練習会を開き、射ち方やチューニングのヒントを頂きました。


今年は参加者数がなんと3000人を超え、CP男子の賞金が50周年に合わせ5万ドルになっていました!そのプレッシャーのせいか、いつもより満点を達成できた選手が少し少なかったような気がします… 初日は34人、最終日に残ったのがたった5人と異例の状況でした。
そして899点をマークした選手が敗者復活戦で「ラッキードッグ」と呼ばれるシュートダウンの最後の出場者を決定!シュートオフの末、現インドア世界チャンピオンのセルジオ・パ二選手がラッキードッグを掴みました。

そしていざ、ベガスシュート名物のシュートオフ!出場者は3度の優勝経験を誇るチャンス・ボウボフ選手、レオ・ワイルド選手の弟であるローガン・ワイルド選手、アーチェリーラーニングセンターで有名なジョージ・ライアルズ選手、若手のジャスティン・ハナ選手、イラン出身のレザ・ザマニネジャド選手、そしてラッキードッグのセルジオ・パ二選手!

パ二選手がシブヤ使用選手であることもあり、スポンサー席から応援しました。

今年はいつもと違って、最初からインナーテンのシュートオフ。一エンド目が終了し、会場がざわつきました。もしかして…?

そうです。敗者復活戦で出場を決めたセルジオ・パ二選手だけが30点を決め、1エンド目で優勝を決定!ラッキードッグが優勝するのも初めてであり、観客席から大きな歓声が上がりました!

そして、実はシブヤ使用選手が優勝するのも初めてで、僕も今までにないくらい嬉しく心臓がバクバクしていました!しかも、僕が入社してすぐの最初の出張で、最初に知り合って最初にスポンサーを決めた選手で、9年間の長い付き合いで本当に大切な選手なので、改めて海外営業の仕事にやりがいを感じる瞬間でした。
そうして2016年度ベガスシュートと、3週間の海外出張が幕を閉じ、現在成田空港に向かって移動しています。日本に帰り皆さんに会えるのが楽しみの反面、次に海外の大会が見られて選手たちに会えるのが来年になると思うと甘酸っぱい気分です。

また来年、海外の大会から色々と報告させていただきますのでよろしくお願いします!

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