みなさん、こんにちは。
渋谷アーチェリー新宿店の長網です。
今回は私長網がファクター、そしてXツアーバンブーコアを使用してみたレビューをしたいと思います。
先日の全日本実業団アーチェリー選手権大会でも使用しました!
ちなみに私長網の矢の長さは25-1/2インチです。25インチのハンドルにSサイズのリムをつけて66インチで使用しています。
Xツアーバンブーコアリムの表示は36ポンドで、実質34ポンドです。
ハンドルは今まで【HOYT GMX】の25インチを使っていました。重量は若干重く、1378g。なぜこんな重たいかというとペイントカラーはアルマイトカラーに比べ約60g程度重たくなるからなんです。
現行のHOYTのハンドルのカラーだと【パールホワイト】【ブラックアウト】が該当します。カタログの重さはアルマイトカラーでの表記なのでご注意ください。
さて、今まで使っていたGMXとファクターを比較するとこんな感じです。
かなり的方向へハンドルの幅が広がりましたね。これにより、左右のねじれに対して強くなり、今までよりも飛び出しがまっすぐになりました。
そして、GMXと大きく異なるのはクリッカープレートとセンター調整機構です。【プロシリーズ・リムジャストメント・ドゥエル】になったことで、ストリングを張ったままセンター調整ができるようになっています。
そして【バータチューンクリッカープレート】によってプランジャーの位置を三段階で調節できるようになっています。
それに加え私は使用していませんが、【ウェイトモジュール】をカスタムすることで最大184.8gハンドルの重量を重くすることができるなど、よりハンドルに対してのカスタマイズの自由度が高くなりました。
ファクターはハンドル自体が軽めの設計になっているので、押し手の筋力に自信のない方や、金属ハンドルのまっすぐな飛び出しを残しつつ軽いハンドルを使いたい方にはお勧めです。私は押し手が弱いので、今回ファクターに変えたところ、弓を今までよりコントロールしやすくなりました。
そして、Xツアーバンブーコアリムの使用感については、引きやすいのにアンカリングの時点で少し硬くなるので、アンカリングの時の安定感がかなりいいです。
リムの返りが速いので、まっすぐねじれなく返ってくれますし、アンカリングでがっつりホールドしてくれるような安定感があります。
さらにフォーミュラシリーズの構造によりリム全体がしなるので、かなり引きやすいと思いました。
その二つを組み合わせて射ってみた感想は、以下の通りです。
・軽いのに金属ハンドルの飛び出しの感覚が得られる
・かなりまっすぐ飛びだす
・ミスをあまり拾わない(・・・気がします)
・アンカリングでの安心感がある
月並みな感想ですが、まっすぐ飛びだしてくれるというのはアーチャーにとってとても重要なことだと思っているので、
まっすぐ飛びだしていくハンドルとしてファクターはお勧めです。
そしていち射った瞬間の感覚でした。グランプリシリーズは順にリムがしなり返る感覚でしたが、フォーミュラシリーズはリムが全体がそのまま返る感覚なので、ハンドルの構造ひとつでこんなにも変わるのかとかなり驚きました。(わかりにくかったらすみません・・・)
弓全体が前方に飛んでいく感覚といいますか、全体が一斉に返っていく感覚です。なので、飛び出しの方向がまっすぐであったり、弓自体の飛び出しがいいんだろうな、と思いました。
言葉足らずな部分が多く、私自身が感じた素直な感想を皆様に伝えきれたか正直不安ですが、
今回は私長網が実際にファクターハンドルとXツアーバンブーコアを使ってみた感想をレビューしてみました。
まだまだ使い始めて間もないので、しばらく使用してからまたレビューブログを書きたいと思います!
少しでも参考になればうれしいです。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!