~クリッカーをつけるその前に~その①

みなさん こんにちは!
新宿店、本間です!
~今回はクリッカーの扱いについて紹介したいと思います~
・クリッカーとは
弓を一定の長さまで引くと音が鳴り、リリースのタイミングをサポートしてくれるアイテムです。
使用することで一定の引き尺でリリースでき、弓を同じ状態で繰り返し射つ事が簡単になります。
上手く扱うことが出来れば矢の集まりが格段に良くなります!
引き尺を一定にしてくれるクリッカーですが、あくまでサポートであることを忘れないでもらえたらと思います。
理想はアンカーに入った時に毎回同じだけポイント先が残っていて、ゆっくり同じだけ伸びて射つこと。

トップ選手ではアンカリング時に残るのは1~2ミリという選手も多く、とても繊細なコントロールをおこなっています!
使い始めの方はもう少しゆとりを持ってアンカーし、少し慣れてきたら残りを小さくしていきましょう。
・クリッカー取り付けの注意点
リカーブ競技での上達には避けては通れないクリッカーのコントロールですが、取り付け時には引き尺が一定でなければいけません。
その為に必要な事をまとめてみました!
これからクリッカーに興味がある方は、取り付ける前にぜひ参考にしてみて下さい~
①アンカーリングした時に弦が口や鼻についている
②押し手の肩が的方向に伸ばされている
③ドローイングが一定になっている
以上、3点になります。
それでは詳しく解説していきたいと思います!
まず今回は、
①アンカーリングした時に弦が口や鼻についている事】から解説したいと思います~
顔の傾きや位置が変化すると、弓を引く長さが大きく変わってきてしまうのですが…

アンカリング時に弦が口や鼻についていない場合、顔の同じ位置にアンカーしていてもその変化に気付きにくく
一定性が低くなってしまいます 😥
鼻に毎回弦を付けることで、その当たり具合により顔の角度を確認しやすくなり一定性が高まります。
弦が口や鼻についていない方は、顔の傾きを変えてつく位置を探してみましょう!
(これだけでも一定性が高くなると思います!)
それに加えて、ドローイングの時は自分の体軸にしっかりと引き込む様にすると顔が動きにくくなります。
また、アンカーが顎の外に被ってしまうと、アンカー位置が上下に不安定になってしまいますので
顎の下に入れるように意識してみてください。
アンカーの位置については自分では直接見ることが出来ないので、
写真を撮ってもらい一度確認してみるとイメージしやすくなると思います!
ぜひお試しください~
今後、複数回に分けてクリッカーの扱いについてブログを書かせて頂きたいと思います。
クリッカー取り付けの前に一度確認して頂けたら幸いです~
次回は押し手の肩について!
お楽しみに!
新宿店ではクリッカー取り付けのシャフトカット予約受け付けております。
取り付け予定の方はどうぞ、お気軽にお問い合わせください。