皆様こんにちは、海外営業担当のフィリップです。
無事メキシコから帰国しました!と言っても、ブース営業→空港に直行→夜1:30からの14時間フライト→朝6時成田空港着で中々なスケジュールだったので、本日は家でゆっくりと過ごさせていただきました。
さて、昨日(一昨日?今日??)はリカーブの決勝戦が行われました!今回もブルーノ君に頼んで競技の一部直で観戦してきました。
まずお目当てはもちろん、日本チームが進出を果たしたミックス戦の3位決定戦!出場選手は予選順位が最も高かった杉本選手と古川選手です。
そして対戦相手はイギリス!こちらもサポートしているパトリック・ハストン選手が出場しましたので少し複雑な気持ちに…逆に言えば、どちらが勝っても喜べる、と少し得しているかもしれません。
CP競技が行われた土曜日と違って、会場に頻繁に方向や風速が変わる突風が起こり、非常に難しいコンディションに。その影響もあってか、日本選手団は31-36、36-37と最初の2セットを取られてしまい、4-0リードされました。両チームに風の影響でいつもより大きなミスが見られましたが、イギリスの選手は8点に抑えることができ、リードを勝ち取りました。
その後、日本は32-30で第3セットを獲得!
ですが、最終エンドは34-34、合計3-5でイギリスが勝利。日本は4位という最終順位になりました!
日本選手団の個人最終順位も菊地選手5位、古川選手9位、杉尾選手33位、杉本選手17位、中村選手と早川選手が33位と高順位にランクインしました。
そしてミックス戦の後に行われた個人決勝の両試合、本当に見応えがすごかったです…
まずは女子個人決勝、リオオリンピック金メダリストのチャン・ヘジン選手対ロシアのベテラン、クセニア・ペロヴァ選手。
正直なところ、チャン選手が取るだろうと考えていました。ただし、両選手が強風の対応に困り、27-24、24-28、27-26、25-28、24-21と交互にセットを勝ち進み、最後にペロヴァ選手が6-4で金メダルを獲得!おめでとうございます。
男子決勝は韓国のイム・ドンヒョン選手対台湾の魏均珩(ウェイ・チュンヘン)選手。
魏選手が28-27、28-25と2セット続け勝利しましたが、その後イム選手が高得点でリードを縮め、フルセットで5:5のタイへ。
そしてシュートオフ。
イム選手がシュート。まさかの8点。
勝利を確信した魏選手がシュートをしますが、更に風の影響を受けたか7点に。
今年でアーチェリー歴20年を迎えたイム・ドンヒョン選手、10年ぶりの世界タイトル!
実はイム選手にアルティマIIサイトを提供したものの、通関に時間がかかり、出発の前日に届いたそうです。それにもかかわらず、イム選手は今までのデュアルクリックサイトではなくアルティマIIを選んでくれた、と予選会場で言われました。まさかそのサイトを使用して金メダルを獲得してくれるとは思いませんでした…嬉しい限りです。おめでとうございます。
そして大会を終え、会場は撤収ムードに。僕らのブースは今回幸いなことにほとんどの商品が売れ、好調でした。選手とのコミュニケーション、観戦、ブース営業ができて、本当に充実した1週間でした。しばらくの間大きな大会がなくて寂しいです…
が、実はこの後深夜にホイットの2018年ラインアップが発表される予定です!朝に早速もう一度ブログを上げようと思います。皆様もぜひチェックよろしくお願いします!