みなさん、こんにちは
SHIBUYAアーチェリー新宿店の長網です。
本日15日は、男の子は数え年で3歳と5歳、女の子は数え年で3歳と7歳の年に成長を祝って社寺に参詣する「七五三」が多く行われる日ですね。
「七五三」は【3歳は髪を伸ばす「髪直」、5歳は初めて袴をつける「袴着」、7歳は本仕立の着物と丸帯という大人の装いをする「帯解」】を祝うものです。
旧暦11月はその年の実りを神に感謝する月であり、旧暦15日は「何事をするのにも吉」といわれていることから、11月15日に行われるようになったそうです。
今では10月から11月の間に行われていますが、昔はこのような理由から11月15日に「七五三」が行われていたんですね。
15日は「何事をするのにも吉」ということで、今日一日いろいろなことに挑戦してみるのもいいかもしれません。
さて、そんなひとつの挑戦として「ノッキングポイント作り」なんていかがでしょうか。
練習や試合で取れたり、調整をしてつけなおしたり…ノッキングポイントがなければ矢もつがえられません。
アーチェリーのすべての競技、BB・RC・CPに必要なノッキングポイントをどのようにつけるのか、写真入りで紹介します。
うまくノッキングポイントが作れない方や、ノッキングポイントの作り方がいまいちわからない方は参考にしてみてくださいね。
まず用意するものはこちら!
ノッキングポイントに使用する糸は【B.C.Y ノック&ピープ サービング】がおすすめです。
摩擦にも強く、程よい太さで、伸びにくいのでノッキングポイントの作成に最適です。大体30cmほどの糸を二本切ります。
まずは、一番大事な位置決めです。
Tゲージをストリングに装着して、1/8と書いてある部分を手前にします。
レストにTゲージを乗せ、画像のように調整します。
1/8から1メモリ高い部分が下のノッキングポイントの上部分になります。
印はストリングに1周書いた方が、作りやすいです。
巻き始めは、爪で印部分を抑えて糸がずれないようにします。
巻いていく方向は、下のノッキングポイントなら下リムの方向に、上のノッキングポイントを作るときは上リム方向に巻いていきます。
糸同士が重ならないように注意しながら、巻いていきます。
テンションをかけながら巻いていくのが、ゆるまないコツです。
ある程度巻けたら、固定する作業に移ります。
人差し指で、今まで巻いていたところを抑え、輪っかを整えます。
輪っかに今まで巻いていた糸を通します。このとき、巻いてある糸が緩まないように気をつけましょう。
最後まで通したら、残っている短い糸を引っ張ります。
引っ張ることで輪っかが小さくなるので、たわまないように気をつけながら輪っかがなくなるまで引っ張ります。
引っ張ったら少し硬くなるので、ノッキングポイントの中央まで玉が来るようにさらに引っ張ります。
中央部分まで玉が来たら、ストリングを切らないようにカッターで糸を切ります。
ライターであぶって固定するので1-1.5mmほど残しておきます。
切った部分をライターであぶります。この時、ストリングの横方向からライターを近づけると安全です。
同じように上のノッキングポイントをつけたら・・・
完成です!!!!
いかがでしたか?
意外と簡単にできるノッキングポイントづくりに挑戦してみてくださいね。
●新宿店からのおしらせ●
2017年11月19日(日)は、第三回高柳杯兼SHIBUYAアカデミックカップのブース出店のため臨時休業とさせていただきます。
ご利用の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。
21日(火)より、通常営業となります。
また次回のブログをお楽しみに~