みなさん、こんにちは
SHIBUYAアーチェリー新宿店の長網です。
今日は「大寒」ということで、1年の中で最も寒い日といわれています。
これは暦の上での時期なので、実際は1週間後の1月26日頃が最低気温を記録することが多いです。
来週月曜日は雪の予報が出ているそうなので、皆さん足元や体調に気をつけてくださいね。
私もしっかり身体を温めて、風邪を引かないようにします・・・。
さて、今回はHOYTの新しいセンター調整機構の調整方法とセンターショットの見方についてです。
ストリングを張ったまま調整ができる便利なこの機構、便利な反面正しい方法で行わないとチューニングが合いません。
まず、センター調整をするのに準備していただきたいものはこちら!
ホイットはインチの六角レンチが必要です。
六角レンチ単体よりも、様々なサイズが入ったレンチが入ったレンチセットの方が力が入りやすいので使いやすいです。
イーストンのミリ/インチレンチセットを持っていると、ミリ・インチの両方に使えるのでおススメですよ。
そして、リムラインゲージですが、リムの中心をストリングが通っているかどうかの確認がしやすくなるので、1セットお持ちいただくことをおススメいたします。
ミリ/インチレンチセット・リムラインゲージは新宿店にて取り扱っております。
そして、センターショットの調整をする際にはこのような環境を整えましょう。
リムが地面についてしまうと正しい判断ができなくなるので、イスの背もたれに乗せるか、カーテルRX-10のような背の高いスタンドを使用することをおススメいたします。
まずは、センター調整の基本操作です。
ハンドルの左右にあるデュエルキャップ・ロックネジをゆるめる・しめる順番については、以下の通りになります。
この順番がとても重要です!この順番を誤ってしまうと調整がいつまで経っても合わず、ネジ穴が壊れる原因にもなります。
【緩める時は右から、締める時は左から】を必ず行ってください。
次に、センター調整をする準備です。
リムを外して、調整機構をロックしているイモネジをゆるめましょう。
このイモネジをゆるめないと、この後調整しても全く動かないのでご注意ください。完全に外さず、ゆるめる程度で大丈夫です。
ゆるめるタイミングは、センターショットを確認した後でも、確認する前でも大丈夫です。
基本操作が分かったところで、次はセンターショットの見方についてです。
ストリングを張って、スタビライザーをつけます。Vバー・エクステンダーを使用している方は、それらをつけてからスタビライザーをつけてください。
上下のリムラインゲージの中心にストリングを合わせます。
※上下でリムラインゲージの中心からばらばらにストリングが離れている場合は、リムラインゲージの中心にストリングがあわせた時に、スタビライザーがより中心に近く見える方のリムを基準に調整を始めます。
ずれていた場合には、この後紹介する調整方法で調整を行います。
いよいよ本題のセンターショットの調整方法です。
初期チューニングをする場合には、左右2枚ずつワッシャーを入れた状態でセンターショットを確認します。
ずれていた場合、または再調整を行う場合には、次のように調整を行います。
※イモネジをゆるめてから以下の調整を行います。
デュエルキャップ側から抜いたワッシャーは、右側のロックネジ側に入れておくとなくしません。右側のロックネジ側に入れたワッシャーはチューニングに影響しないので、ぜひ活用してください。
最初に紹介した正しいゆるめ方、締め方でデュエルキャップ・ロックネジを扱いましょう。
※センターショットがあったら、イモネジを必ずしめてください。
センターショットの見方・調整方法は以上になります。
わからないことがあれば、お気軽に新宿店スタッフまでお声掛けください。
また次回のブログをお楽しみに~