こんにちは!新宿店スタッフの浅田です。
今回はHOYTの2020年モデル、FORMULA XiハンドルとXCEEDハンドルの最速レビューをお伝えします!
【FORMULA Xiハンドル】
昨年発表され、早くも世界中の大きな大会で次々と金メダルを獲得しているFORMULA Xハンドルがビッグマイナーチェンジを遂げて登場しました!
最大の違いは「ストリング テンション テクノロジー」と呼ばれる、ストリングのテンションを調節可能な機構が追加された事です。デフォルトの状態の「ポジションNo.1」では、最もストリングのテンションが高い状態で最高のパフォーマンスを発揮します。反対に「ポジションNo.3」では、よりスムースなドローイングと、この機構の最大のメリットである、クリッカーゾーンでのクリッカーコントロールが容易になります。
ポジションをNo.1からNo.3に変更すると、多少のポンド変化(テストでは0.4ポンド程度)はありましたが、ポンドの低下よりも明らかにスムースなドローイングと容易なクリッカーコントロールを感じることが出来ます。(No.2はその中間の印象でした。)
また、FORMULA Xが平均1260gだったのに対して、FORMULA Xiは平均1170gと大幅な軽量化がなされています。ハンドル本体部分にはほぼ変更点がなく、ティラーボルトやアラインメントパーツの素材変更によって軽量化を実現しています。この変更点により発射音はさらに静かになっています。
※Xiに搭載された調整機構はXと互換性はありません。
【XCEEDハンドル】
続きまして、グランプリシリーズに待望の新モデルが発表されました。その名はXCEED(エクシード)ハンドルです。【フォーミュラXi】と同様に「ストリングテンションテクノロジー」を搭載しています。
このハンドルは平均1250gと近年のグランプリシリーズのH25としては軽量でとても扱い易いモデルです。しかし、FORMULA Xiと同様にティラーボルトやアラインメントパーツで軽量化しているため、ハンドル剛性は非常に高い印象です。実際に発射音もEPIKを上回る収まりの良いハンドルでした。また、印象的だったのが、フォーミュラハンドルと比較して弓の飛び出しが良かった点です。ハンドルデザインを大幅に変更した事でハンドルの性格が変わったのだと思います。独自のウェイトシステムを搭載していますので、ハンドルの重量を重くする事も可能です。※ウェイトシステムは別売です。
両ハンドル共に非常に良いモデル仕上がっていると感じます。
皆様是非ご検討ください!