こんにちは、世田谷店の種部です。
先週末ベガスシュート2021が例年より2カ月遅れで開催されました。世界最大級のアーチェリーイベントと称されるベガスシュートですが、今年はCOVID-19感染拡大の影響を受け、通常よりも規模を縮小しての大会となったようです。
トップコンパウンドアーチャーが集まるチャンピオンシップ部門は110名のアーチャーが参加し、900点満点を射った15名とラッキードッグから勝ち上がった1名を加えた16名でシュートオフが行われました。(ラッキードッグは3日間のトータルスコアが失点マイナス1点の選手の中から1名だけシュートオフに参加できる敗者復活戦で、今年は23名のマイナス1点の選手たちがラッキードッグの敗者復活戦に参加しました)
ファイナル出場者の中には、デイブ・カズンズ選手、ジェシー・ブロードウォーター選手、ブレイデン・ギャレンティン選手、ステファン・ハンセン選手、クリス・パーキンス選手など日本でもおなじみのトップアーチャーや3Dのトッププロ、リーバイ・モーガン選手、チャンス・ボーブフ選手など、コンパウンドの最高レベルのアーチャーが勢ぞろい。激戦を制したのは2020年のチャンピオン、カイル・ダグラス選手で、2連覇はチャンス・ボーブフ選手以来2人目の快挙です。3日間でシュートオフも併せて114本10点(NFAAルールなのでインドア的のアウターテン)を射ち続けました。ULTIMA CPX PRO スタッフシューターのステファン・ハンセン選手は4位、デイブ・カズンズ選手は10位、ポール・テッドフォード選手は12位でした。
女子チャンピオンシップ部門では、ペイジー・ピアース選手、ターニャ・ギャレンティン選手やリンダ・オチョア・アンダーソン選手など名だたるプロ選手を抑えて13歳のリコ・アレオラ選手が初優勝しています。しかも史上最年少の13歳で900クラブ(ベガスシュートで900点満点を射ったアーチャー)の仲間入りも果たしています。リコ・アレオラ選手は13歳ながらピークウエイト50ポンドの弓を使用しているそうです。
PSEサイテーション36
カイル・ダグラス選手が使用したのはPSEの最新モデルサイテーション36でした。アメリカの選手の中では小柄?な方のカイル・ダグラス選手は、昨年優勝した時はスープラフォーカス37を使用しており、今回も同じような軸間距離のモデルを選択しています。サイテーション36はモデル名が示す通り、軸間距離が36インチのミディアムサイズのモデルです。引き尺が28インチ前後までのアーチャー向きなので、日本人の体格にも合っているモデルと言えます。PSEサイテーションに興味がある方は、渋谷アーチェリー世田谷店まで!ONLINE店でもご予約承っております。