2021

01

28 Thu ~ステファン・ハンセン選手Q&Aその2

こんにちは、世田谷店の種部です。
今日はステファン・ハンセン選手のQ&Aの第2部をお届けします。

Q:何か筋力トレーニングをやっていますか?重いセッティングの弓を支えられるようになるためにおすすめのトレーニングがあれば教えてください。

ステファン・ハンセン選手(以下Sと表記):実はトレーニングは特にやってないんだ。というのも、重いセッティングと言うけれど実際には5キログラムとか4キログラムとか、人が普通に支えられる重さだし、弓を引きながら支えるているわけだし。筋力というよりは慣れの問題だと思う。何日か射ち続ければ、重さに自然に慣れて、重いと感じなくなるもの。
 見ての通り、ぼくはかなり小柄だし力が強いわけじゃない。たくさん弓を射つことで自然に重さに慣れただけで、別にすごいことではないよ。アーチェリーのために特にウエイトトレーニングや何かの筋トレを日々の練習のルーティンには入れていないけど、「重い」弓を引くことがぼくにとってはトレーニングになっているといえるかな。

Q:毎日の練習のルーティンについて教えてください。

S:今は試合の予定があまりないし、モチベーションを保つのが難しい。練習量は多くないんだ。いつもは7時か8時ぐらいに起きて1、2時間かけてニュースを見たり、朝ごはん食べたり、株価をチェックしたりする。それから練習するんだけど1時間から2時間くらいで、あまり長い時間は射たない。ぼくは1度に長い時間射つよりも、短い時間で何度かに分けて練習する方が良いと思っている。長い時間射つと疲れてきて、筋肉にもシューティングにもプラスにならない。
 シューティングのクオリティを重視しているので、長時間射ち続けることはしない。(そんなに長く射ち続けたら)後半はただ弓を射っているだけで練習にならなくなる。練習はただ弓を射つためにやるわけじゃなく、目標を達成するためにやるものだ。
 2時間くらい射ったら昼食を取って、午後からも何時間か練習するというのが、普段のルーティン。今は1日に1回しか練習はしていない。あとは飼っている犬と遊んだりしている。練習しすぎないように心掛けているんだ。今日は自分のシューティングに気なることがあったり、友達一緒に射ったりしたので、結果的に4、5時間射った。とても疲れたよ。身体的にもね。そのうち何時間かはただ射っているだけで、楽しかったけれど練習としてはほとんど意味がなかった。時にはそういう日があっても良いとは思うけど。
 長時間練習することもあるよ、例えば長いインドアシーズンの後にアウトドアを射ち始めた時のように、アウトドアの射ち方に慣れるためにたくさん射ちたいと思うこともある。そういう時は何かを意識する必要はないし、距離を射つことに慣れるために長時間射ち続けるんだ。
 しかし、試合に備える段階では、たくさん射つことよりも、練習の質を重視すべきだ。実は、ぼくは練習で何射したかカウントしたことがない。自分が納得するまで射つだけで、100射だろうが400射だろうが関係ないし、気にしたことがないんだ。
 たとえば、自宅の18mレンジで数回試射をした後に18mラウンドを30射してやめることもある。試合の感覚を確かめるために、30射(試合と同じように)真剣に集中して射つわけだけど、そういう30射はただ漫然と射っている60射や90射に勝るとも劣らないと思う。試合で射っているような集中力で、スコアを意識して(集中して短時間)射ち、また後で同じような短い時間の練習をすることはあるけれど、1日に何射したかはカウントしない…何年も前にコーチに何射したかカウントしろと言われてやったことがある以外はね。

Q:弓具に関する質問です。どんなタイプのドット(スコープの照準点)を使用していますか?また、アウトドアやインドアなど、競技によってドットを変えますか?

S:7倍のレンズに0.039(約1ミリ)インチの光ファイバーピンを使っている。スコープフードの周りに巻き付けられる最も太いサイズだ。アウトドア、インドアもフィールドも、ずっと同じレンズ/ファイバーピンのセットアップで射っているよ。
 3Dだけは違うけど。3Dではもっと径の大きなスコープとより細いファイバーピンに替える必要がある。見たい範囲や光の当たり方など、いろいろと条件が違うからね。

Q:ピープサイトのサイズは?またピープサイトとスコープの間にどのくらいのギャップがありますか?

S:ハムスキー(インサイトピープシステム)のたぶん2番目に小さいホール(3/64インチ)で、Aのクラリファイヤーを使っている。(スコープフードとピープホールの大きさの関係は)意識したことないけど、スコープとピープホールのサイズはほぼ同じだね。ぼくにとって重要なのはクリアに見える(的面がはっきり見える)かどうかで、それが精度の高いエイミングの鍵だと思っている。ピープホールが(スコープフードに対して)大きすぎると(スコープを)真ん中に持ってくるのは難しそうだね、ぼくは実際に試したことないからどういう感じなるのかわからないけど。
 以前、一番小さいピープホール(1/32)を使っていたことがある。一番小さいピープホールは的がクリアに見えるのは良いけど、ちょっと光の加減が変わるだけですごく暗くなって的が見づらくなってしまった。だから、ピープホールをワンサイズ大きくしてクラリファイヤーを使用するようにしているんだ。とても暗い場合でも的がはっきり見えるようにね。おかげで、ベガスシュートのような照明が良くない試合でも、問題なく的をはっきり見ることができる。ニーム(フランスで行われるヨーロッパ最大のインドアトーナメント)は的の上にスポットライトがあるからそういう心配はないね。状況に応じて何か(弓具を)変える必要がないようにしている。何か変えると慣れるのに時間がかかるからね。

Q:近射で的を狙わないで練習をすることはありますか?

S:天気が悪くて外で射てない時に室内で的を貼って射つことはあるけど、基本的に的なしで近射をすることはないね。アーチェリーは楽しいもののはず。的なしで近射するのは退屈すぎるから、楽しいと思える練習をするようにしている。
 だから練習する時は、いつもスコアをつけるようにしているんだ。ぼくは試合が好きなので、例えば(試合と同じように)30射で何点出せるかを意識して射つ、みたいなかんじでほとんど毎回スコアはつけているよ。でも、とても調子が悪い時にはスコアはつけないよ。自分がどんなにひどいかを確認してもしょうがないからね。調子が悪くない時はもちろんだけど、何か新しいことを試すときも必ずスコアをつけるようにして、新しく試していることが自分にプラスになっているかどうかチェックしている。

Q:スコープの話が出たついでに、アルティマCPXIIサイトにあまりなじみのない視聴者からの質問です。サイトへのスコープの取り付け方はどうやっているか教えてもらえますか。

S:びっくりするぐらい簡単だよ。ぼくが使っているシュルードの(ミニマグ)スコープにはサイトへ取り付ける部分にカットアウトがあるので、サイトのスコープを受けるパーツをスコープのカットアウトにはめ込んでスクリューで止めるだけだ。アルミのパーツ同士がはまって固定されているので、スコープには全くガタツキがないし、万が一スクリューが少し緩んだとしてもスコープは動かないようになっている。

Q:エイミング中に意識して(ドットをコントロールしようとして)いますか?それともドットを(自然に動くままに)泳がせていますか?

S:ぼくはどこにドットがあるかを意識しているね。時々意識しすぎることがあるくらいだ。(エイミング中は)ドットを的の真ん中にキープすることに意識を集中している。
 例えば18mだったら、(インドア的の)大きい10点リングの中にドットをキープするのが普通だ。大きい10点というのは、ベガスシュートの10点というかリカーブの10点のことだね。ぼくの場合、ドットがそのあたりにある時にリリーサーが切れれば、矢はインナーテンに当たることがわかっているから、ドットが(リカーブの)10点リングの中を漂っている状態でキープすることを意識している。
 緊張したり、何か余計なこと、例えばリリーサーを切ることを意識しすぎたりした時には、ドットの動きが大きくなることがあるけど、そうなるとますますリリーサーを切るのが怖くなる。緊張するとドットが動く範囲が9点まで広がってしまうと、ドットを的の真ん中にキープすることに集中できなくなって、うまく射党とすることに意識が行ってしまうんだ。

ドットがアウターテンの中を漂っている状態

ドットの動きが大きくなった状態

本日はここまで。次回はターゲットパニックの経験談とリリーサーの使い方についてお伝えする予定です。お楽しみに!


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2021

01

21 Thu ~ステファン・ ハンセン選手のQ&A その1

こんにちは。世田谷店の種部です。
今日は先日YouTubeで行われたステファン・ハンセン選手のQ&Aセッションの内容を紹介します。
今年渋谷アーチェリーのスタッフシューターに新たに加わったステファン・ハンセン選手については、
あらためて紹介する必要がないくらいのトップアーチャーだと思いますが、
デンマーク出身でジュニア、シニアの両方の世代でターゲットの世界チャンピオンになっています。
フィールドでもトップクラスの選手ですし、最近はアメリカの3Dの大会にもチャレンジしているようです。
実は私、10年くらい前に海外のインドアの大会でステファン選手と同的で射ったことがあります。
すごく良い射ち方の少年がいるなと思ったのですが、実際すごく当たっていました(確か594か595点)。
試合中に思わず「サイトのスポンサー探していない?」と声をかけてしまったくらいです。

前置きはこのくらいにして、Q&Aの内容を紹介していきましょう。
1時間を超えるセッションだったので数回に分けてアップして行こうと思います。

ステファン ハンセン選手Q&A (質問は弊社のフィリップ・クナルが行っております)
質問:使用弓具について教えてください。
ステファン・ハンセン選手(以下Sと表記します):弓はPSEスープラフォーカスXLで引き尺は28-1/2インチ、
60ポンド。サイテーション(PSEのニューモデル)も持っているけど、実はまだあまり射っていない。
もう少し射ち込んでテストしてみないと評価できないね。スープラフォーカスの方が30%くらい安いし、
(メーカーやディーラーとしても)売りやすいモデルだから、僕はスープラフォーカス推しで行こうと思う。
サイトは渋谷アーチェリー(アルティマCPXII)に変えたばかりで、スコープはシュルードでレンズは7倍。

スタビライザーはセンターロッドが(イーストンのハルシオン)30インチでウエイトは30オンス。
サイドロッドは(同じくイーストンのハルシオン)12インチでウエイトは18オンス。
矢はイーストンに変えたばかりなので、まだいろいろ試しているところ。今はインドアシーズンなので、
イーストンのアルミ矢に27径と23径の2318と2315を試している。

質問:スープラフォーカスで標準のカーボンではなくステンレススチールのケーブルガードに変えた理由は?
それからケーブルガードのオフセット位置をどうやって決めていますか?

S:ケーブルガードのオフセットについては特にこだわりはないんだ。いつも3時方向にセットしている。
他の位置も試してみたけど、目に見えて違いがないのでいつも3時方向にセットしている。
スープラフォーカスにステンレススチール製のケーブルガードを使っている理由は丈夫だから。
サイテーションはステンレススチールのケーブルガードが標準装備だから、その点はいいね。
遠征時にボウケースに物を詰め込んだ状態はだと外から大きな力がかかると、
カーボンのケーブルガードは変形したり、破損したりする不安がある。
航空会社のスタッフは、必ずしもボウケースを丁寧に扱ってくれるとは限らないからね。
ステンレススチール製は重いというけど、僕は気にならないし、それよりも剛性が高いのが気に入っている。
またステンレススチールのケーブルガードとPSEの標準装備のローラーケーブルガードの組み合わせは、
どんな天候でもパフォーマンスが変わらないと感じている。

質問:スープラフォーカスからサイテーションに変えた時、シューティングフォームやグリップの感覚にどんな影響がありましたか?
S:まだサイテーションをそれほど射ち込んでいないのでなとも言えないね。スープラフォーカスで結果が出ているので、今すぐスープラフォーカスから変えるつもりはないんだ。スープラフォーカスはすごく自分に合ってると感じていて、ホールディング時の安定感が最高だし、本当によく当たる。
今サイテーションに変えても、スープラフォーカスと同じように射てるとは限らいないし、かえって悪くなることもあるかもしれないという不安もある。スープラフォーカスはサイテーションより30%安いし、
コスパも良い弓だ。僕はお金を払って弓を買っているわけではないから値段の差は問題ではないけど、
とにかく、自分の最高のパフォーマンスを引き出してくれる弓だから今すぐに変えようとは思わない。

質問:スタビライザーに関する質問です。特にウエイトの量に関する質問が多いので、まずウエイトについて教えてください。
S:ウエイトはセンターロッドに30オンス、サイドロッドに18オンス。イーストン純正のウエイトだよ。
タングステンは試したことない。とても高価だし、タングステンに変えた方が良い理由は特にない気がする。
スチール製でじゅうぶん。30オンス分のタングステンウエイトなんて、いくらするか想像すらできない。

質問:スタビライザーに関する質問を続けます。スタビライザーのバランスはどうやって決めていますか?
スタビライザーのバランスを決めるためのチューニング法はありますか?
S:とにかく射って試すこと。ウエイトを1オンス取ったり、足したりして射ってみて良くなるか悪くなるか。
足してみてエイミングが良くなったと感じたらさらに1オンス足してみる。良かったさらに1オンス足す、という風にね。
気をつけないといけないのは、重くしたらエイミングが良くなったような気がすることがあるけど、
それは重さが変わって感覚が変わったから「良くなった」と感じているだけかもしれないんだ。
ある程度射ち込んで重さに慣れてきたときに、本当に良くなったかどうかがわかるので、何か変えたらしばらく射ち込む必要がある。
今はセンターロッドに30オンスも積んでいるけど、その前に前を重くしたり、後ろを重くしたり、
ありとあらゆる組み合わせを試したよ。以前流行っていたようなセンターロッドにほとんどウエイトを積まないで、サイドロッドにたくさんウエイトを積むセッティングとか。結局良くなるか悪くなるか、自分でいろいろ試すしかないんだ。
良いと思ったら慣れるまでしばらく同じセッティングで射ちこんで、それからさらに変えて試してみる、
というようにある程度射ち込んでそのセッティングに慣れる時間が必要。ころころセッティングを変えるのではなくね。

質問:日本のアーチャーからの質問です。ステファン選手が「エイミング中はリラックスしてホールディングすることを重視している」とインタビューで答えているのを見たことがあるのですが、あんな重いセッティングの弓でどうやったらリラックスしてホールディングできるのか疑問に思っているそうです。
そこで質問は、どれくらいの力でホールディングしていますか?あんな重いセッティングで本当にリラックスしてホールドすることが可能なのですか?というものです。

S:リラックスした状態でホールドしようとは思っているけど、実際にリラックスできていないかもしれない。
なんといっても15~17ポンドのホールディングウエイトがあるわけだし、もちろん弓の重量もある。
ただ、僕は多くの人がやっているみたいに伸び合いを続けながらホールディングしているという感覚はない。
(ホールでイングの段階では)僕はエイミングしながらゆっくりリリーサーを切っているだけ。
多くの人がホールディング時に伸び合続けることに意識を置いているようだけど、僕はエイミングに集中していて、動かない(ドットを真ん中にキープする)ことに集中している。
その点が時には問題になることもあって、エイミングを言意識しすぎるために動きが止まってしまい、
引手を動かせなくなってリリーサーを作動させることができなくなることがある。いわゆるフリージングだね。
エイミングに集中しすぎると、リリーサーが永久に切れないように思えることがあるというマイナス面もあるけれど、僕の中では、リリーサーが切れれば矢はエイミングしたところに当たるのが当たり前という感覚なので、エイミングで(ドットを)真ん中に合わせることを意識しているんだ。

本日はここまで。次回はステファン・ハンセン選手のトレーニング観や練習のルーティンについてアップ予定ですのでお楽しみに。


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2020

12

15 Tue ~PSEサイテーションSE試射

こんにちは。世田谷店の種部です。
今回はPSEのニューモデル「サイテーション」のレビューをお送りします。

サイテーションは、定評のあるスープラフォーカスXLのデザインを継承した
PSEのターゲットコンパウンドボウのフラッグシップモデルです。
今回取り上げるのは軸間距離40インチのサイテーションSEですが、来春にかけて軸間距離の異なる
サイテーション36、サイテーション34が順次リリースされる予定です。
特に軸間距離36インチのサイテーション36は、日本の市場にマッチしていると思うので期待大です。

シュートスルーデザイン
サイトウインドウが囲われている「シュートスルー」ハンドルは、従来型のデザインに比べて
ハンドルの剛性が飛躍的に向上し発射時のハンドルの揺れがほとんどありません。
それが直ちにスコアの向上につながるかというと、私くらいのレベルでは実感できないのですが、
気分が飛躍的に向上するのは確かです。何と言ってもシュートスルーデザインは見た目がクールですから。

デフレックス ジェオメトリー
「デフレックス」の特徴はストリングハイトが高いということ。
今主流のリフレックスタイプに比べてトルクの影響を受けにくいというアドバンテージもありますが、
個人的にはストリングハイトが高いことによる構えやすさの方がアドバンテージが大きいと思っています。
射ち起こす際の引手を体に近いところにおけるので、腕の力に頼らないでドローイングしやすいのです。
これは再現性の高い射をするために重要なポイントだと思います。
ドローイング中に矢がレストから落ちやすいという悩みがあるとすれば、
射ち起こし前の姿勢とドローイングの初動に原因がある可能性が高いと言えます。
デフレックスタイプのようにストリングハイトの高い弓のを試してみると良いかもしれません。

ロアースタビライザーブッシング
「ロアースタビライザーブッシング」によりカウンターロッドだけでなく、
センタースタビライザーもハンドルの低い位置に取り付けることができます。
重心が下がり、弓がまっすぐに立ちやすく安定感も高くなるので、
フィールドアーチャーやエイミングの長いハードエイマーにはうれしい機能ですね。

シマビリティ
忘れてはならないのがスプリットリムの間隔が従来モデルより広くなり、
カムのシマビリティ(Simmabilty)が向上したことです。
シマビリティというのはあるPSEスタッフシューターの造語ですね。
PSEのコンパウンドボウはカムとリムの隙間を埋めている「シム」と呼ばれるスペーサーの並べ替えによって
カムの左右のポジション調整を行えるのですが、その調整機能がシマビリティです。
グリップのトルクのかかり方によって適正なカムのポジションが人それぞれ異なります。
カムポジションの調整範囲が広がったことによって自分に合ったカムポジションを見つけやすくなったので、
ペーパーチューニングやベアシャフトチューニングが合わせやすくなるということです。

ちなみに、レストを取り付けて射ってみたところ、1射目でほぼ完ぺきなブレットホールでした。
とりあえずシムを入れ替えたりする必要はなさそうです。

SEカム
スムーズなドローイングと引き尺調整範囲の広さに定評のあるSEカム。

インナーカムモジュールのパーツ(黄色の矢印)を調整することによって
65%・70%・75%の3段階*にレットオフ率を可変できます。
ホールディングのフィーリングを好みに合わせて簡単にカスタマイズ可能です。
*オプションで80-90%レットオフモジュールもあります。

PSEサイテーション40 SEは世田谷店にて試射できます。試射ご希望の方は事前にご予約ください。

ご注文は世田谷店、ONLINE店へ!


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2020

11

03 Tue ~HOYT2021年ラインナップ情報-その2-

HOYT2021年ラインナップの続きです。
コンパウンドボウも新しいモデルが出ました。

Altus アルタス
軸間距離38インチの長すぎず、短すぎない、日本のアーチャーにぴったりのサイズ感で、スピードと安定感を両立したオールラウンドモデル。
コンベンショナルなデザインでコストパフォーマンスの良い本格的な競技用コンパウンドボウです。
インヴィクタと同様、パラレルリムのような動きをするハイブリッドリムを搭載しており、
カムオプションは、マイク・シュルッサー選手をはじめ多くのトップ選手が使用するハイパフォーマンスカムのSVXカム、
スムーズな引き感のDCXカムの2種類のカムから選べます。
サイトウインドウ下部にアクセサリー取り付け用のカットアウトが設けられており、
QADウルトラレストTRI TARGET RESTがダイレクトにハンドルに取り付けられます。

QAD ULTRA TIR TARGET REST


カラーバリエーションはホワイトライトニング(光沢仕上げ)、マットブルー、マットグレー、マットレッド、ブラック。
全てペイントカラーとなります。

アルタスDCX仕様
●軸間距離:38インチ
●カム:DCXカム
●レットオフ:65%(オプション75%)
●ストリングハイト:6-7/8インチ
●スピード:322FPS
●引き尺:24.5-26 26.5-28 28.5-30(インチ)
●ピークウエイト:30-40 40-50 45-55 50-60 60-70(ポンド)
●本体重量:2,131グラム

アルタスSVX仕様
●軸間距離:38-1/4インチ
●カム:SVXカム
●レットオフ:65%
●ストリングハイト:7-1/8インチ
●スピード:328FPS
●引き尺:24-25.5 26-27.5 28-29.5 30-31.5(インチ)
●ピークウエイト:30-40 40-50 45-55 50-60 60-70(ポンド)
●本体重量:2,131グラム

インヴィクタ37、インヴィクタ40、FXコンプは2021年も残りますが、プロフォースは生産終了となります。
HOYT2021年モデルのお問い合わせ・ご予約は世田谷店、もしくはオンライン店まで!


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2020

11

03 Tue ~HOYT2021年ラインナップ情報-その1-

こんにちは。世田谷店の種部です。
毎年この時期になると各メーカーの来シーズンモデルが発表になるので、
どんなモデルが出るのか気になってそわそわしている方も多いのではないでしょうか。
今回は今日発表になったばかりのHOYTの202年のラインナップの紹介です。
リカーブ、コンパウンドともにニューモデルが出ていますが、その前にビッグニュースです。
ブレディ・エリソン選手のインスタグラムにちらっと写っているので気が付いた方もいるみたいですが、
HOYTのフォーミュラXi、グランプリエクシードに使用できる「バータチューン/アルティマレストシステム」が新発売です。
SHIBUYA アルティマリカーブレストがぴったり収まるカットアウトが設けられたバータチューンクリッカープレートです。
トップ選手からの要望で実現したHOYTとのコラボ企画です。
クリアランスが向上し大口径のインドアアローを使用する際にも効果を発揮します。
アルティマレストとバータチューンクリッカープレートのセット販売で、ハイタイプとミディアムタイプの2種類のプレートから選べます。

VERTA TUNE/ULTIMA REST SYSTEM

リカーブのラインナップ
フォーミュラXiハンドル、グランプリエクシードハンドル、ヴェロスリムとインテグラカーボンリムといった主力商品は継続になります。
リムの仕上げがマットフィニッシュに変更になります。
ハンドルには新色パーフェクトピンク(アルマイト)とホワイトライトニング(光沢のあるペイントカラー)が加わります。

2021年ニューモデル
Arcos アルコス ハンドル

最も成功したグランプリハンドル「GMX」の遺伝子を受け継ぐコストパフォーマンス重視の競技用モデル。
●サイズ:25インチ
●RH/LH
●Hoytの創業者アール・ホイット氏考案のジェオメトリーを継承
●ダイナミックフレックスコントロール設計
●リムポケット:グランプリ方式
●ティラーボルト調整機能搭載
●リム/ハンドルセンターアラインメント調整機能搭載
●ハイエンドモデルと同じプロシリーズグリップ標準装備
●ペイントカラー*:マットレッド、マットブルー、マットブラック、マットグレー、グロスホワイト
 *ホワイト以外はマット(つや消し)仕上げ
●本体重量:1,338グラム

Xakt エグザクト ハンドル

ビギナー用として人気が高かったグランプリハンドル「ホライズン」の復刻モデル。軽くてシンプルなデザインでビギナーの方にも扱いやすいハンドルです。
●サイズ:25インチ
●RH/LH
●Hoytの創業者アール・ホイット氏考案のジェオメトリーを継承
●ダイナミックフレックスコントロール設計
●リムポケット:グランプリ方式
●ティラーボルト調整機能搭載
●リム/ハンドルセンターアラインメント調整機能搭載
●ハイエンドモデルと同じプロシリーズグリップ標準装備
●ペイントカラー*:マットレッド、マットブルー、マットブラック、マットグレー、グロスホワイト
 *ホワイト以外はマット(つや消し)仕上げ
●本体重量:1,079グラム

Xakt Carbon Limb エグザクトカーボンリム
コストパフォーマンスに優れた、カーボンリムのエントリーモデル。
ウッドコアカーボンリム
●リム接合方式:グランプリ方式
●サイズ:ショート、ミディアム、ロング
●強さ:20-38ポンド(2ポンド単位)
●マット仕上げ

Xtra LongVelosグランプリヴェロス エクストラロングリム
リムポケットにしっかり収まり、リムの根本から大きくしなる楔型デザインにより、スムーズな引き感と矢速の速さを高いレベルで両立することが可能になりました。25インチハンドルとの組み合わせで73インチ(推奨ストリングハイト9.5-10インチ)、27インチハンドルとの組み合わせで75インチ(推奨ストリングハイト10-10.75インチ)の弓が組めます。23インチハンドルと組み合わせても71インチ(推奨ストリングハイト9-9.5インチ)とエクストラロングサイズの弓が組めます。
●バンブーコアカーボンリム
●サイズ:エクストラロング
●強さ:30ー50ポンド(2ポンド単位)
●リム接合方式:グランプリ方式
●マット仕上げ

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2020

09

22 Tue ~PSE2021年モデル発表

こんにちは、世田谷店の種部です。今日は新製品の情報をお届けします。
先週末からアメリカのサウスダコタ州で行われているNFFA(全米フィールドアーチェリー協会)の全国大会で
PSEの2021年モデル「CITATION(サイテーション)」が発表になりました。
左右非対称形のシュートスルーハンドルのターゲットモデルです。

PSE CITATION

PSE CITATION

2カ月くらい前から数名のプロシューターがテストを始めていたそうで、
チューニングしやすい、エイミング時の安定感が最高などと絶賛しています。
軸間距離40インチと36インチ、34インチの3種類のモデルがラインナップされる予定とのこと。

カムは引きやすさに定評のあるエボルブSEカムとハイパフォーマンスタイプのEMカムの2種類から選べます。
40インチモデルはSEカムで初速306~314FPS、引き尺は28~33.5インチ。
EMカムで初速322~330FPS、引き尺は24~30インチとなっています。

日本のアーチャーにはスペック的に36インチモデルの方が合っていると思いますが、
まず40インチがリリースされ、次に36インチモデルが発売になるようです。
36インチモデルは唯一のプロトタイプを、今年ベガスシュートで私と同的だった3Dのトッププロ、
マイケル・ブレイデン選手がテスト中とのこと。

PSEのニューモデルCITATIONのお問い合わせご予約は渋谷アーチェリー世田谷店ONLINE店まで!


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2020

04

14 Tue ~イーストンのウエイトコードにまつわる謎を解き明かそう

こんにちは。新宿店の種部です。
アウトドアシーズンに向けて矢を新調しようと考えたとき、矢を選ぶ時のポイントとはなんでしょう。
軽さ(=スピード)、耐久性、断面密度、価格…いろいろな要素があると思いますが、
「均一性」というのも重要な要素だと思います。

均一性ということを考えた時に思い出したのがイーストンのシャフトのウエイトコードです。
イーストンのACE、X10などの競技用シャフトのハイエンドモデルには、
レーザー刻印でC.4などのアルファベットと数字を組み合わせたマーキングが入っていますね。
実はCで始まるこのマーキングはシャフト重量の分類コードなのですが、
これが意味するものが何なのか、実はよく知られていないのではないでしょうか。
今回は元イーストンの主任エンジニアで、X10シャフトの開発にも携わったジョージ・テクミチョフ氏による、
イーストンのウエイトコードについての解説を紹介します。

イーストンのウエイトコードにまつわる謎を解き明かそう
フィンガーリリースするリカーブボウの場合、スパイン以上に重要な要素はないといえます。
使用する一本一本のシャフトのスパインが全て均一であることが、アローシャフトの集中性の要なのです。
アローシャフトがリカーブボウから射ち出される際の動きを見たら、その理由は一目瞭然ですね。
毎回同じようにグルーピングするためには、全てのアローシャフトが同じたわみ方をしなければなりません。

スパインの重要性
アーチャーのほとんどは「スパインの均一性」がスコアを左右するとなんとなく感じていると思いますが、
それがパフォーマンスに与えている影響の大きさを具体的に知っているアーチャーは少ないかもしれません。
スパインの許容誤差がどれだけスコアに影響を与えるか見極めるテストを行ったことがあります。
その当時(1990年代)のアメリカ代表でオリンピックのメダリスト、デニス・パーカー選手に
6週間にわたってテストしてもらい、70mで1射1射の正確な的中位置を記録してデータを集めました。
使用したアローシャフトの半分は(イーストンの規格で作製された)均一なスパインで作られた製品で、
残りの半分はイーストンの規格に満たない精度の低い規格のスパインで作製されたものでした。
テストに使用したアローシャフトは外見から区別できないようになっており、
デニス・パーカー選手にはどれがどのシャフトか全く分からない状態で射ってもらいました。

2点の差
6週間にわたるテストを終えて記録を分析したところ、12射ごとの合計スコアでみると
均一なアローシャフトとそうでないものとの間には2点の差があることが判明しました。
2点というのは、国際大会やオリンピックのマッチ戦(12射の合計で勝敗を決していたころの)の
約80%のマッチの勝敗を分けたスコアの差です。現在のセットポイント制のマッチ戦でも、
2点の差が勝敗の分かれ目となることは十分考えられます。
それほどスパインの均一性がアーチェリーのパフォーマンスにとっていか重要だということです。

X10、プロツアー、ACE、ACG、などイーストンの競技用アルミニウム/カーボンシャフトには、
C2とかC3等のアルファベットと数字を組み合わせた「ウエイトコード」と呼ばれるものが刻印されています。
この記事の目指すところはウエイトコードとは何か、なぜウエイトコードで分類することが大切なのか、
そしてそれがスパインの均一性とパフォーマンスの向上にどう関わっているのかを解説することです。

アルミニウムとカーボンの素材の特性
まずウエイトコードを理解する上で、アローシャフトを作るための材料について少し知っておいてください。
特にその材料の単位重量当たりの剛性(硬さ)がどう数値化されるかについて知っておく必要があります。
このような材料の性質を数値化するのによく使われるのが、ヤング率あるいは弾性率と呼ばれる数値です。
純粋に均一性だけを考えるなら、アローシャフトの材料としてはアルミニウム合金に勝るものはありません。
アルミニウム合金に関する限り、アローシャフトに加工した際の単位重量当たりの剛性は驚くほど均一です。
シャフトの肉厚、口径(内径および外径)、そして同芯度(シャフトのまっすぐさ)といった数値が均一であれば、
アローシャフトとしての硬さ(スパイン)も均一になります。一本一本のシャフトの数値が同じであれば、
シャフトのスパインの測定値にばらつきが出ることはなく均一性の高い矢がそろうことになります。

アルミニウム合金は非常に安定した弾性率を有しており、生産ロットによる個体差がほとんどありません。
例えばXX75シャフトに使用されているアルミニウム合金の弾性率は10,400,000psiであり、
それが1964年に製造されたものであっても、先週作られものであっても、その材料の単位重量当たりの剛性と
同じサイズのXX75シャフトのスパインは常に同じで矢としては高い均一性を持っているのです。
7075アルミニウム合金はそのくらい単位重量当たりの剛性の値が均一で、
それこそがアルミニウム合金という材料の最大の特性でもあります。
ところがカーボンの場合はそう簡単ではありません。現在流通しているカーボン繊維の場合、
単位重量当たりの剛性は+/-2,000,000psiのばらつきがあるのですが、
この差異は競技用の矢を作製することを考えると見過ごせないくらい大きいものなのです。
例えばカーボンアローの上位モデルに使用される一般的なカーボン繊維の弾性率が46,000,000だとすると、
矢のメーカーが材料に元々含まれているばらつきをコントロールする手間を惜しむと、
弾性率のばらつきは44,000,000から48,000,000の範囲まで広がってしまいます。
この誤差は矢にとっては非常に大きいものです。

さらにカーボン繊維を矢の素材として一体のものにするのに使われるエポキシ接着剤や
その他のポリマー樹脂によっても、個体差が生じてしまいます。
カーボンに含まれる樹脂の割合は厳格な精度で管理されなければ、
「体積弾性率」が均一なカーボン材料を作ることはできません。
体積弾性率は、カーボンとエポキシ等のように2種類の材料を組み合わせた材料、
すなわち一般的なカーボンコンポジット素材の剛性の目安としてもちいられます。
しかし樹脂とカーボン繊維の比率は製造行程や素材そのものの誤差の影響を受けます。
アローシャフトの作製を開始した時点での素材の鮮度すらも、
出来上がった製品の剛性を大きく左右することが起こりうるのです。
それは製造行程で生じてしまう誤差によりさらに拡大されてしまうおそれがあります。

要素のどれかひとつでもばらつきがあると、製品としてのアローシャフトの硬さに大きな影響が出ます。
いくつかの要素のばらつきが重なりあうと、完成品のスパインの均一性が大きく損なわれてしまいますが、
実際に市場に流通している製品の中にはそのくらいスパインが均一でないものも見受けられます。
体積弾性率の均一性はアローシャフトの精度にとって非常に重要なものなので、
イーストンでは材料や製造行程に由来するばらつきを最小限にとどめるための特別な対策を講じています。
まず、イーストンはカーボン繊維メーカーと直接取引をすることにより、
シャフトの製造に必要な形状にした時に剛性の均一性が最も高い、厳選された素材を仕入れることが可能です。
最高のカーボン繊維メーカーから供給される厳選された材料のみを使用し、
さらに材料が加工行程に流れる際にも検査することによって、
カーボン素材のばらつきを最小限に抑えることが可能になっています。

もうひとつの重要な要素は、アローシャフトの製作行程…超高精度のアルミニウムコアの製造、
カーボンを巻き付ける下処理から接着乾燥、機械加工、曲がり修正、その他の仕上げ作業に至るまで…
をユタ州ソルトレークにあるイーストンの自社工場内で行っているという点です。
この一貫生産体制により、「均一なシャフト」の生産のために欠かせない製造行程の様々な要素を
コントロールしているのです。
しかし、最高品質のカーボン繊維材料を使用し、製造過程の不確定要素をきめ細かく管理していたとしても、
カーボンシャフトの加工後のばらつきを完全に排除することは難しいのですが、
この問題に対処する方法は二つあります。

均一なスパインのための課題
一つ目の方法はアローシャフトの完成時の重量を均一にすることを優先し、
スパインの数値のばらつきには目をつぶるというもの。
この製法ではこの記事の冒頭で取り上げたようなパフォーマンスの問題をかかえることになります。
二つ目の方法は、(特にリカーブアーチャーにとって)最も大切な要素「スパイン」を優先するというもの。
そこでウエイトコードの登場です。
イーストンでは一本一本のシャフトを決められた通りのスパインになるように正確に加工し、
その後でもうひと手間かけて個々のシャフトの重量を計り、重さに応じてグループ分けしています。
すなわちウエイトコード毎に分類する作業を行っているのです。

ウエイトコードの解説

X10のシャフトには写真のように906 A/C/X10・410・SERIES Aなどとマーキングされています。
「906」はアルミニウムコアのサイズを表しており、最初の一桁が外形、残りの二桁が肉厚を表しています。
906とは外径が9/64インチでシャフトの肉厚が0.006インチであることを示しています。
ちなみに全てのサイズ(スパイン)のX10シャフトには同じ906サイズのアルミコアが使用されています。

A/C/X10は言うまでもなくモデル名でアルミニウム/カーボン/X10。
410はスパインの硬さを表しており、ATA(アメリカのアーチェリー業者団体)の規格で
過重をかけた時のシャフトのたわみ量が0.410インチであることを示しています。

SERIES Aはそのサイズ(スパイン)のモデルの仕様変更の履歴を表しており、
長年にわたり製産されている間に供給される素材やその他の仕様に何らかの変更が加えられた場合、
別のシリーズコードが割り振られます。
シリーズの変更はごくまれ(10年に一度あるかないか)で、しかもアローの性能にはほとんど関係ないので
(異なるシリーズのシャフトを)混ぜて射ってもグルーピングに影響は出ることはほとんどありません。

レーサー刻印されているのがシリアルナンバー(生産ロットを識別するためのもの)とウエイトコードです。
写真のX10の場合、ウエイトコードはC2と表記されているのが見えます。
イーストンでは何千本ものシャフトが造られる生産ロット毎に、終的なスパインチェックが終わった段階で
全てのシャフトを個々に重量を計測して重量分布のチャートを作成しています。
グラフにするとちょうど釣り鐘型の曲線を描くことになような重量分布になります。

ACEやX10などの競技用モデルのスパインの許容差は(360度全周方向で)+/-0.0015インチ(0.0381ミリ)です。
ひとつのサイズ(スパイン)の一回の生産ロットで製造される何千本ものアローシャフトの最も軽い個体と
最も重い個体の重量の差はおよそ5~6グレイン(0.320~0.384グラム)で、
これらのシャフトが個体差1グレイン(0.064グラム)以内のグループに分けられてそれぞれにウエイトコードが与えられます。
さらに1ダース毎にパッケージされる際には、より精確な重量分布の補正が行われています。
ウエイトコードで管理されている全てのイーストンのプレミアムモデルの競技用シャフト、
ACE、X10、ACGなどの製品の重量分布の範囲は1.5グレイン(0.097グラム)内であり、
販売されている1ダースのパッケージ内のシャフトの重量誤差は+-0.5グレイン(0.032グラム)に収まっています。
ウエイトコードによって管理されていることの利点の一つは、
例えばX10のC.2とC.3のような隣り合った二つの異なるウエイトコードのシャフトを混ぜて射ったとしても、
実際に使用したときにグルーピングに悪影響が出ることはないと数値によって確信が得られるという点です。

イーストンは、エンドユーザーが常にスペック通りのスパインのアローシャフトを手に入れられることを目指して、
矢の精度にとって極めて重要なスパイン(の均一性)のために、他のメーカーがまねできない厳しい生産管理を行っています。
イーストン独自のウエイトコードによる製品管理によって、常に同じスペックのアローシャフトを提供することが可能になっているのです。
ウエイトコードは、今日あなたが買ったアローシャフトと以前に買ったアローシャフトが全く同じスペックであることはもちろん、
あなたが将来買うであろうアローシャフトも同じものが手に入ること保証するためにイーストンが講じている様々な方策のひとつなのです。
イーストンの競技用アルミニウム/カーボンアローが、1984年以降の全てのオリンピックチャンピオンに選ばれている大きな理由は、
こうした様々な努力によって「均一性の高さ」が保証されているからではないでしょうか。

以上ジョージ・テクミチョフ氏による解説でした。難しい部分もありましたが、イーストンの競技用シャフトの精度の高さの裏には
こんな努力があったのですね。今年はアウトドアシーズンはまだ先になりそうですが、こんな時だからこそ
新しい矢をじっくり選んでみては。私はコンパウンドアーチャーですが、50mという距離を考えると「超軽量シャフトで的まで早く到達」
させた方が良いのか、「比重の重いシャフト」の方が良いのか悩みます。70mだったら、コンパウンドでも迷わず比重の重いシャフトを選びますが…

渋谷アーチェリー新宿店ではメールによるご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
STAY HOME BE SAFE!


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2020

02

09 Sun ベガスシュート 訪問記 第三話

みなさんこんにちは!

河本です。

ベガスシュート二日目の様子をお伝えします。

渋谷アーチェリーブースは今日もたくさんの方が来てくださいました!

スタッフシューター セルジオパニ選手は今日も300点!サインありがとうございます!

ベガスシュートが盛り上がるもう一つの要因 2020インドアシリーズファイナルが行われます。
私も直接見るのは初めてのブレイディエリソン選手などいつも画面上で見ている選手の試合を間近にみることができます。

うまい。。。。。

エリソン選手は1日目2日目とパーフェクト300点をマーク。
ということは600点世界新記録が出たということになりますが、ベガスシュートは公認試合にはならないため、世界記録にはなりません。
明日300点が出るとリカーブで史上初Club900になることになります。
※Club900とはベガスシュート満点を射った人たちの事です。

明日も頑張って伝説を作っていただきたいです。

インドアファイナルシリーズの結果は詳しくはWAのホームページをご覧いただきたいと思いますが、特筆すべきはマイクシュルッサー選手でしょう。

149-150-150-150で優勝しています。

驚異的な強さだと感じました。

こういったトップ選手と同じ空間にいるだけで、刺激になります。

明日は最終日頑張ります!

では次回のブログで。


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2020

02

08 Sat ベカスシュート 訪問記 第二話

みなさんこんにちは!

河本です。

ベガスシュート一日目が終わりました。

私も参加して来ましたが295点となかなか厳しい点数。

この時めちゃめちゃ緊張していました・・・

メイン会場では昨年優勝セルジオパニ選手が上空より見下ろしています。すごい貫禄

※ULTIMA CPXも写っていますここ注目!!

渋谷アーチェリーのブースには昨日に増してたくさんのお客様が来てくださいました。

販売を行っております。

すべての新製品の反響が大きく皆さん入念にみられていました。

特に ULTIMA OKULUSブース在庫はすでに完売したようで、大変な人気でした。

渋谷アーチェリーの一員として、非常にうれしく思います。

もちろん国内でも渋谷アーチェリーの商品は新宿店でいつでも試射できるようになっていますので、ベガスまではちょっと遠いと思われている方はぜひご来店ください!

またスタッフシューターのセルジオパニ選手が本日のパーフェクトスコアを的紙にサインをして持ってきてくださいました!

渋谷製品が活躍していてうれしいです。

明日は私もパーフェクトを射てるように頑張ります!

ではまた次回!


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2020

02

07 Fri ベカスシュート 訪問記 第一話

みなさんこんにちは!

新宿店河本です。

今私はラスベガスにいます。

ラスベガスで行われている、ベガスシュート2020に来ています!アーチェリー界では恒例の大会ですね。

弊社からの参加はフィリップ・山本・種部・河本です!

実は私、初めての海外なのです。英語自信ないし大丈夫かなと思っていましたが、ツアーって偉大。英語なくてもラスベガスへ到着しました。

渋谷アーチェリーのブース

大きさは過去の約4倍。今年の新商品を気合を入れて売り込んできます!

ブースではプロシューターである Dave Cousins選手がCPXⅡとOKULUSを紹介してくださったり。

明日以降も元気いっぱいで頑張ります!

24時間練習できる会場。とっても大きいです。しかしこれだけじゃなく同じ大きさの物がもう一つあります。

初めてのベガスで驚いたこと。(1日目)

・参加人数3000人⁉ そのうち9割がCP選手。うーん世界が違いますね。

・レストランに自分の弓をそのまま持っていける。(世界中でもラスベガスだけ?)

・当たり前なんですが、有名人がそこらへんにいる。

・ステーキでかい。

さて明日以降も続きますベガスシュート

どんどん情報を上げていきますので、Twitter facebook Instagramをぜひご覧ください!


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