2018

03

30 Fri 【最終回】ターゲットパニック講座【退職のご挨拶】

【前回の続き】
http://shibuya-archery.com/blog_proshop/?p=8913

前回「取りかけの人差し指がとても大事だ」という話をしました。

では、どのよう形が良いか見ていきましょう。(1年4ヶ月長考しました)

まず、取りかけの優先順位は、

1.人差し指 2.中指 3.薬指 の順番です。

中指が一番長いので、中指に意識が行きがちになってしまうので、

しっかりと人差し指を意識することが大事になります。

(これでも力がかかるのは中指が一番強いでしょう)

では、タブをしていない状態で、どういう形を意識するか見てみましょう。

第一関節と第2関節を90度に曲げます。

そうすると、関節からのシワが、人差し指の腹のラインを通って

アルファベットの「Y」のようになると思います。

その、Yの真ん中のポイントにストリングを引っ掛けるイメージです。

タブを付けてみると

このような形になります。

MP関節が曲がっていなければ、握り込みではないので安心してください。

この、人差し指の爪がしっかりと隠れている状態でアンカリングすることが大切です。

良くない取り掛けの形は下の写真のように、人差し指が開いている形です。

変なたわみが出来て良くない形がついてしまいます。

この様になってしますと、

・タブのサイズが合っていない

・フィンガースペーサーの大きさがあっていない

という事が考えられます。

これが直れば、安心してアンカリングでき、

しっかりと伸び合うことができるので、ターゲットパニックの選手は

取り掛けが緩む・や伸び合いが出来ないという恐怖心が改善されるでしょう。

取り掛けを見直してみましょうね。

****************************************************************

私の経験からお送りしたターゲットパニック講座も今回で最終回です。

この度、島田隆之は渋谷アーチェリーを退職いたします。

明日31日(土)が新宿店最終出勤日になります。

2010年の秋から、第2TRビルで営業していた渋谷アーチェリーのアルバイトを始め、

2011年に秋葉原店勤務、2012年に新宿店、2016年秋から外商部として日本中を飛び回っておりました。

ショップ・全国の講習会・担当させていただいた大学の選手の皆さん、楽しい経験をさせていただきました。

心から感謝申し上げます。


また、選手として2007年から始めたコンパウンド競技も、競技者としての活動は一旦引退させていただきます。

私が願ったコンパウンドの日本での普及は、10年経ってみると選手層やレベルも格段に上がり、

私の役目も取り敢えずは果たせたのかなと思います。

私の選手としての夢は、大学の後輩で、同じ会社の同僚でライバルだった山本悠太に勝手に託そうと思います。

よろしくね、悠太。


今後は、4月よりパラアーチェリーの日本代表ヘッドコーチとして

2020パラリンピックで選手が金メダルが取れるように活動していきます。

業界には居りますので、お客様の皆様にお会いすることもあるかと思います。

その際は、気軽にお声がけくださいね!

リーグ期間中ですが、学生のみんなも頑張って!!!!


今まで本当にありがとうございました!!!!

島田隆之


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2016

03

11 Fri ターゲットパニック講座リカーブ編④

では、矢筋に入りにくくなってしまう原因は一体何でしょうか?

まずは、立ち方から見なおしてみましょう。
かかと、腰、肩が一直線上に並んでいますか?
肩が腰より前に出ていると、受ける形になって引き腕の肘は矢筋に乗りづらくなります。
また、肩が腰より後ろ(腰が前、骨盤が寝ている)と引くときに体で引きやすくなってしまい、肘が前に出てしまいます。
なので、かかと・腰・肩が一直線になっているかを確認してみてください。
矢筋に入らない人には、これが基本的な立ち方です。

次に取りかけを確認してみてください。
アンカーに入った時、取りかけの人差し指の爪はどこを向いていますか?
的と爪が相対する形になっていませんか?そうなっていたら要注意です!
なぜ、人差し指の爪が開いていたら問題なのか?開いているということは、アンカリングの時には指先にストリングが来ると思います。そうすると、指の第1関節がストリングによって押され、それを開かないようにとして指先に実質ポンドを支える力が入ってしまいます。
そうなってしますと、ドローイングは手首から先に意識が行ってしまい、肘・肩・背中のイメージはつけづらくなってしまいます。ドローイング中の右半身(右利きの場合)は受ける形になり、アンカリングは前腕をたたみ込むようになってしまいます。

またアンカーは、指が開き、弦が顎から遠くなるので、しっかりと付かなくなってしまいます。すなわち、緩い状態になります。

お分かりいただけただけましたか?

ターゲットパニックになりやすい人の動作を詳細に書いていくと、

取りかけの人差し指が緩い
→ドローイングで右半身が受ける
→アンカリングが手先になる
→アンカーが緩くなる
→けどゆとりがあるから近射とか狙っていないと伸びれる
→試合では伸び合いがズレるから伸びれない
→指先に力が入る
→クリッカーがとりあえず切れる
→矢筋に入っていないから緩む
→リリースは指先に力が入っているから全力で跳ねる(通称:何でやねんリリース)。

いかがですか?自分に当てはめてください。

これが、無駄に疲れて、矢も壊れて心も壊れ、そしてターゲットパニックになっていく仕組みです。
結果、練習量も下がるでしょう。引けなくなるでしょう。引くときは力が入るでしょう、、、悪循環!!!!

私の持論です。
「アーチェリーは取りかけの人差し指で決まります」

では、詳しく写真で取りかけの形を見てみましょう。

〈次回へ続く〉


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2016

02

10 Wed ターゲットパニック講座 リカーブ編③

ここ数年で、トップ選手の動画を簡単に観ることができるようになりました。世界選手権やワールドカップのメダルマッチの様子を、YouTubeのLIVEで見ている方も多いことでしょう。そして、そこに映っているトップ選手を参考にするのではないでしょうか?

ただこの動画、大概が交互打ちのマッチです。20秒っていう制限とプレッシャーの中で射っている動画なんです。

つまり、100%のパフォーマンスを発揮している状態ではありません。

だから、無理やり射っていたりとか、クリッカーを全力で切りに行ってたりするんですよね。

ここで、私からのお願いです。

“あの伸び合いを真似しないでください”

あれを見た目真似すると「ズレ」になります。(もちろん、予選ラウンドや、3射120秒でも同じような射ち方をする選手ももちろんいます)

では「ズレ」ている人の特徴を考えていきたいと思います。

ズレが多い選手は、ドローイング→アンカリング→伸び合い(エイミング)の区切りが無い選手が多いです。そして、ズレで射っている選手はアンカリングでクリッカーを落として射っています。

つまり、ターゲットパニックになりやすい人は、アンカリングで射っています。

アンカリングという動作は、引き腕は動いています。矢筋に向かって動いているはずです。しかし、ターゲットパニックになりやすい人は、その動作中に射ってしまいます。近射は上手くいくでしょう。緊張しない距離でもうまくいくでしょう。でも、緊張したら、ピタッとサイトピンを止めようとしたら、、、そんなズレでの射ち方できますか?きっと、怖くて固まってしまうでしょう。

そして、「…あれ、、、狙えない、、、伸びれない、、、射てない、、、ああああああああああーーーーーーーー、、、ビヨーーーーン(戻りリリース・クリチョン)」です。

あなたは、アンカリングで射っていませんか?

トップ選手はなぜグイッと引いても当たるのか?それは「矢筋に入ってからの動き」だからです。

〈次回へ続く〉


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2016

01

20 Wed ターゲットパニック講座 リカーブ編②

大前提として、練習不足(週に600射できていない)や自分の道具が使いこなせいていないことによる不調を除くこととします。

前回の連載をきっかけに、ターゲットパニックという言葉がかなり浸透し、自分はターゲットパニックだったのか!!と気づいてくれる人と、ターゲットパニックだから射てない、と言い訳のように使う人の2パターンがでてきました。

症状によりますが、リカーブは殆どの場合、射ちながら直していけると思っています。

なので、しっかりとリハビリのつもりで、着実にゆっくりと直していきましょう。

近射では上手くいくのに距離に出るor点取を始めると、急にダメになってしまうのはどのような原因があるのかを考えていきたいと思います。

多くの場合、パフォーマンスの直前の動作に原因が有ります。アーチェリーで言うパフォーマンスとはリリースする瞬間で、直前の動作とは「アンカリング」からの「エイミング」×「伸び合い」です。

アンカリングの方法でエイミングと伸び合いの動作に影響を与え、また、エイミングと伸び合いは同時に行っているので、それぞれが動作に影響します。

どのような’動き’をすると的を狙えなくなり、そして伸び合いができなくなってしまうのでしょうか。

ポイントは’動き’です。

では、パフォーマンスから動作をプレイバックして考えていきましょう。

まずはエイミングです。なぜ、真ん中が狙えなくなるのか?

1,伸び合いが「ズレ」の伸び方のため

2,狙いに集中してしまっているため

ざっくり言うと、エイミングは静止しなければなりません。距離を射ったり、試合になって的を狙ったりする時、当たり前ですが、ピンやドットはある程度は止めなければいけません。しかし、クリッカーを切らなければいけないので「伸び合い」という動きが入ります。でも動いてはいけないんです、ピンが止まらないから、、、

そう、そこです。その「動き」が「ズレ」なんです。

あなたの伸び合いは「ズレ」になっていませんか?

〈次回に続く〉


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2016

01

19 Tue ターゲットパニック講座 リカーブ編①

ターゲットパニック講座 リカーブ編

こんにちは、シューター島田です。

ここ最近、お客様から色々な相談を受けます。まずは、ダイエット。合わせてトレーニング方法の相談を頂きます。そして一番多いのはリカーブ選手からのターゲットパニックの相談です。

以前連載していた「ターゲットパニック講座」が未だに多くの方に読まれているようなので、皆さん悩まれている方が多いということでしょうか、、、

さて、私のところに寄せられるターゲットパニックの種類が何種類か有りますので、ご紹介したいと思います。

1,真ん中を狙えない

2,クリッカーが切れても緩んで射ってしまう。

3,伸び合いができない(フリーズ)

この3つが主な症状です。

この3つの主な「原因」、そしてその「改善する方法」と「やっていはいけない改善方法」をご紹介できたら、と思っています。

前の連載にも書きましたが、これはシューター島田の個人的な考え方なので、その点ご了承いただきたいと思います。

「近射、なんともない距離練習、気持よくクリッカーが切れ、そこそこ当たる。さあ、点取りだ!試合開始だ!!…あれ、、、狙えない、、、伸びれない、、、射てない、、、ああああああああああーーーーーーーー、、、ビヨーーーーン(戻りリリース・クリチョン)」

思い当たるフシがある選手はいらっしゃいますか?

〈次回に続く〉


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2013

02

16 Sat 《連載》シューター島田のターゲットパニック講座 No.9

今回で、シューター島田については最終章になります。

************************************************************************************

2012年10月、全日本選手権兼ワールドゲームズ枠取り選手選考会がつま恋で行われました。

通過条件は50m72射で680点以上の3名でした。

しかし、残念ながら強風のため全体的に点数は伸びず、シューター島田は予選1位でしたが、680点を射てませんでした。

閉会式では選考会のことには触れられず、選手派遣は無いものだと思っていました。

しかし、11月の末、特例措置として、派遣が決定します。

3月のアジアグランプリに向けてシューター島田が一番の課題にしているのは、

「焦らない」ことです。

アガってしまうと全ての動作が早くなってしまうことが多いので、ここは重要なポイントだと思っています。

3射120秒に慣れることはとても重要で、タイムマネジメントがしっかりできていないと、1射引き戻すだけで焦ってしまいます。

とくに交互射ちになると20秒になって引き戻しのできない戦いになる中、勢いでリリーサーを切らないことは、TPにならないためにもとても重要なポイントです。

コロンビアのワールドゲームズのアジア枠は3人しか有りません。

全世界から24人しか出られない大会です。

つまり、表彰台に上ることがシューター島田に与えられた使命というわけです。

いま猛烈に自分にプレッシャーをかけて勝手に苦しんでいます(笑)

全力で戦ってきますので、いかなる結果でもシューター島田を温かく迎えてください。

よろしくお願いします!!

********************************************************************************

第5章はリカーブのTPを中心に、ケース別の実際の例を紹介していきたいと思います。

現場の声をリアルにお送りしたいため、情報収集にご協力ください。

今ターゲットパニックで悩んでいる方、ターゲットパニックかな?と思っていらっしゃる方、渋谷アーチェリーのシューター島田までお声掛けください。

すこし間があくと思いますが、次の章をご期待下さい!!


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2013

02

01 Fri ≪連載≫シューター島田のターゲットパニック講座 No.8

【続き】


本中がオリンピックで盛り上がっている中、シューター島田は練習を2ヶ月やめることにしました。そして、「全日本選手権も出場を止めよう」そう思っていた時、またもニュースが舞い込んできます。


それは、2012年の全日本選手権がワールドゲームズ枠取り試合へ行く選手の選考になる、というのです。シューター島田は決意します。


代表選手になってやろう、と。

そして、ここからTPの克服練習が始まります。

まず、トリガーレスリリーサー(SCOTT LONGHORN HUNTER)を使い練習しました。このスコットのロングホーンハンターは、リストがついたトリガーレスリリーサーです(ロングホーンヘックスではない)。

島田の不安は、リリーサーをリリースしてしまうんではないか?という恐怖から、リリーサーを握りこんでしまう状態になるため、リストによって繋がっていることによる安心を得ました。

これで、リリーサーを握りこみ、結果パンチショットになるという状況を打破しました。

次に、リリーサーの切り方を変更しました。

今まではリリーサーの回転する方向を意識するあまり、自ら回してしまっていました。

それを、切れる方向に“真っ直ぐ”伸びる(攻めずに、待つ)伸び合いで射つようにしました。その結果、エイミングの時間が長くなり、ホールディングの体力もつきました。

そして、サイトスコープを大幅に変更しました。今までは「TPには倍率を低くして、ドットを大きく」と言われていたので、その通りに2倍や1倍のレンズを試していました。

しかし、逆に8倍のレンズにしてみました。

そしてドットを一番小さなドットにしました。(大きなフレームのCRスコープ35mmのスコープハウジングにしました)

この作戦が功を奏します。
今までは、大きなドットが少しでも下に動くと(簡単に黄色から赤に下がる)、不安になって真ん中にドットをつけることができなくなり、下に打ち込んでしまっていました。

しかし、逆に倍率を上げ、的の黄色を大きくし、小さなドットをその中で泳がせることで、安定し、安心した気持ちでエイミングができるようになりました。

一週間は公共の射場に行ってシューティングラインに入り、矢をつがえ、ドローイングし、エイミングを15秒したら引き戻す、を6回繰り返すという練習をしていました。

傍から見たら、

「なんでこの人、金払って射場に来て、一本も射たないんだ??」

と思われたことでしょう。


その結果、しっかり長いエイミングをすることができるようになったのです。

そして1ヶ月半後、努力が報われます。


≪次回、シューター島田編いよいよ最終回?≫


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2013

01

20 Sun ≪連載≫シューター島田のターゲットパニック講座 No.7

全に狂ってしまったシューター島田は、監督から1ヶ月のアーチェリーから離れるよう指導を受けます。そして、2008年夏、今後を大きく変える転機を迎えます。

トリガーレスリリーサーと出会うのです。

トリガーレスリリーサーを使い始めたシューター島田は、ユニバーシアード出場を果たし、2010年にはターゲットパニックの元凶となった全日本室内を制覇します。

しかし、そんなシューター島田に新たな試練が待ち受けているのです。

それは、練習不足との闘いでした。

練習不足による負の連鎖は想像をはるかに超えていました。

まず、癖になってしまったのはトリガーレスのパンチショットです。

これは、スコープのドットが真ん中についた瞬間にトリガーレスを「くるん」と回転させて発射させてしまう方法です。

なぜ、こんなことが癖になってしまったかというと、真ん中を狙えなくなってしまったからです。それは、長い時間エイミングできる体力がなくなってしまったことを意味します。

卵が先か、鶏が先か、体重が重いから膝が痛いのか、膝が痛くなったから太ってしまったか、のように、どちらともない始まりです。

体力がなくなったから、ドットがついた瞬間にパンチして射ってしまおうとなったのか、

早く射つパンチショットを覚えてしまったから体力がなくなってしまったのか、それはどちらともなく私の身に起こっていたのでしょう。

そうなると、エイミング中、ドットは地面に向かってまっしぐらです。

的の真中から地面に奇麗にまっすぐ落ちていきます。

そうなると、もう早く射つしかありません。

どんどん泥沼に入り込んでいきます。

2012年、ワールドカップファイナル選考会も見るも無残な成績で終わり、全日本実業団ではトーナメントで遂にMを射ってしまいます。

2012年夏、オリンピックで日本選手がメダル獲得で盛り上がる中、

シューター島田はここで、コンパウンドを一回諦めます。

≪次回へ続く≫

~次回、そんなシューター島田のTPが治ります。その方法はいかに?!~


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2013

01

10 Thu ≪連載≫シューター島田のターゲットパニック講座 No.6

【続き】

リーサーをリリースして負けた、初めての全日本室内が終わり、次の週に行われたTインドアオープンは、恐怖でリリーサーのトリガーに指を触れることができず、途中棄権しました。
しかし、その後は週7の練習で何とか誤魔化しながら射っていました。


年明け、ビッグなニュースが飛び込んできました。それは、世界学生にコンパウンドを、国内選考後派遣するというニュースでした。

シューター島田は思いました。

「俺が歴史を変えた」と。


やっとコンパウンドが市民権を得られ始めた、と。

今思えば、とんだ天狗でしたね。

恥ずかしいです。


春先、選考会が開催されました。選考会には私の他にS選手も参加していました。

H大学のS選手は、私より1年早くコンパウンドを始めた一つ上の選手でした。

N県出身のK・S選手は、リカーブもCPも射っていました。

しかも、成績は全日には出ていましたがシューター島田よりは成績を残していませんでした。

シューター島田は思いました。

「負けるはずがない。いや、負けない」と。


しかしその自信は、72本を射ち、惨敗という形で崩れ去ってしまうのです。

シューター島田は当時、こう思いました。

「関においしいところを持っていかれた」

≪続く≫
※更新スピード上げるので、もう少々ターゲットパニックの思い出にお付き合いください。


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2012

12

26 Wed ≪連載≫シューター島田のターゲットパニック講座 No.5

第4章「シューター島田のターゲットパニック」

シューター島田がTPを自覚したのは、コンパウンドを始めてちょうど1年たった頃に行われた、全日本室内選手権大会のトーナメント1回戦でした。

そのころのシューター島田といえば、1393点の日本記録を射ち、インカレターゲット・全日本ターゲット・インカレインドアの3つを制し、調子に乗っていたころです。

その全日インドアのマッチ戦で、エイミング中にリリーサーをリリースしてMを射ってしまいました。

前兆はありました。

予選ではリリーサーが切れずパンチショットを繰り返していました。

その時は何も考えずに、勢いでエイッ、と射っていました。それが、マッチ戦の緊張の中、リリーサーを持つ手の力が緩んでしまったんだろうと思います。

そもそもシューター島田はパンチショットではありませんでした。

パンチショットになったのは、その全日インドアが行われる前に行われた、大学2年時の春合宿です。

5m~30mで、10点に6本入れたら5mずつ下がるという練習をしていました。

その時シューター島田は遊びとしか考えず、狙ったらトリガーを押すという行為をしていました。

それが、今も引きずっているTPの元だったのです。

その練習の最終射、パンチショットのせいで緩んで射ってしまい、上にMを射ちました。

その時、シューター島田はそれがTPの始まりだなんて思っていなかったのです。。。(来年につづく)


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