2012

11

05 Mon ≪連載≫シューター島田のターゲットパニック講座 No.3

≪前回の続き≫

前章で、過去の良いイメージを捨てる、と書きました。その理由を説明したいと思います。

TP中考えることは「こんなふうじゃなかった」「もっと当たっていた」「あの時はあんなにいい感じに射てていた」などと、過去を振り返ることが多いでしょう。

TPになる

当たらない

焦る

過去の自分を思い出す

TPだから体がうまく動かない

当たらない

焦る

この「負の」無限ループが待ち受けています。負の連鎖にならないように、イメージを消してあげて、新しい自分づくりに専念しましょう。

第3章「新しい自分づくりのメンタルマネジメント」

のイメージを抜ききったあなたは、新たな自分になるために、新しい動きを体に覚えさせていかなければなりません。運動は学習していくうちに、体に動作が染み込んでいきます。
いままでのように(結果的に自分に合ってなかった)間違った動きや、TPに繋がる動きを体に染み込ませてはいけません。

そんな動きを染み込ませていく中でやってはいけないのは、

「学習のない無意識」「本番を想定していない意識」

です。

例えば、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「以前は伸び合いなんか気にせず、クリッカーがバシバシ切れていたのに、

急に切れなくなってしまった。伸び合いがわからない」

「リリーサーが練習ではバンバン切れていたのに、急に試合で切れなくなった」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前者は、センスをクリッカーパニック系TPが追い抜いてしまった瞬間です。
(一生TPにならない人は、センスで伸び合いなんか気にせず、この先ずっとクリッカーを落としていくでしょう)
TPが追い抜いてしまったのは、「伸び合い」ということを今まで意識して行ってこなかったのが原因です。動きが学習されておらず、潜在意識になっていなかったということです。

後者は、試合中の自分を練習中に再現できなかったことにより、TPになるパターンです。つまり、実際はできないことを練習で繰り返し行っていたことにより、間違った潜在意識を植え付けてしまい、試合中に実行できなくて、結果パニックになってしまう事象です。

どんな場面でもできる動きを、正確に意識して繰り返し行い、
それが潜在意識となって体に染みつき、
いつしか無意識でできるようになる。

これが、動作を覚えていくうえで重要な、

意識、無意識、潜在意識の三位一体の法則です。

≪次回、つづき≫


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2012

10

29 Mon ≪連載≫シューター島田のターゲットパニック講座No.2

みなさん、こんにちは。

想像以上の反響頂きました、リカーブでもコンパウンドでも読める≪連載≫シューター島田のターゲットパニック講座。今回は第2回目です。

歌手・長渕剛の曲で「ひとつ」という歌があります。その中の歌詞に、

♪悲しみは どこから やってきて

♪悲しみは どこへ 行くのだろう

♪いくら考えても わからないから

♪僕は悲しみを 抱きしめようと 決めた

長渕兄貴は、いくら考えてもわからない悲しみを抱きしめようとします。

ターゲットパニックも同じです。

ターゲットパニックはどこからやってきて、どこへ行くのか分からないので

シューター島田はターゲットパニックを抱きしめようと決めました。

そんな、シューター島田がお送りするターゲットパニック講座。今回はリカーブでの事象で、症状の原因と対策を広い視野でみていきたいと思います。

第2章「ターゲットパニックが起こってしまったら」

ーゲットパニックは、不安から来ると前章で述べました。では、実際起こってしまったらどうするべきか、シューター島田的考えを書いていきたいと思います。

例えば、目の前の選手がいきなりクリッカーを切らずに戻りリリースで発射してしまった(クリちょん)。

これが、実はターゲットパニック(以下、TP)の原因になったりします。

通称:クリちょん(クリッカーちょんぼ、クリッカーと麻雀用語を組み合わせた用語)は、人に伝播する恐れがあります。

自分自身がエイミングをしていたならなおさらです。

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ある選手は、目の前の選手がクリちょんした音に反応し、引き戻しをしました。

その選手は、クリッカーを切るための伸び合いに不安を持っていました。

「私もクリちょんしたくない、気をつけないと…」

そう思った矢先、自分も同じくクリちょんをしてしまった。。。

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完全にTPになった瞬間です。では、なってしまったら何をするべきか、考えていきましょう。

まずは、「“勇気を持って”イメージを消すこと」に重点を置きましょう。

イメージを消す方法は、とても時間が必要になる作業です。

その作業を行う上での注意点を書いていきたいと思います。

1、   弓に触れない

2、   過去の良いイメージを捨てる

この2点がとても重要になっていきます。

まず、射つことをしばらく控えましょう。「勇気が必要」なポイントです。時間は最低1カ月くらい欲しいところです。

そして、過去の良いイメージを捨てる。なぜ、こんなことをしなければならないのか。それは、TPの最大の敵「過去の良い自分を追い求めてしまう」という思考に繋がってしまうからです。

みなさんは、この2つのポイントを、勇気を持って行えますか?

≪次回、今回の続きとメンタルマネジメント≫


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2012

10

22 Mon 《連載》シューター島田のターゲットパニック講座

みなさん、こんにちは。

今日から、《連載》シューター島田のターゲットパニック講座をブログで更新していきたいと思います。(定期的な更新を目指しています)

カテゴリーで「ターゲットパニック講座」を設けましたので、そちらをクリックするとこの連載のみが表示されます。

ターゲットパニックに自ら苦しむシューター島田の、症状に立ち向かった記録を元に

みなさまにお伝えできることがあればと思い、連載をスタート致しますのでよろしくお願い致します。

(※シューター島田の個人的見解が多く含まれていることをご了承ください)


第1章「ターゲットパニックを認知する」

ーゲットパニックとは、スポーツ界でいわれている「イップス」と呼ばれているもののアーチェリー版で、

シューティングルーティン中、自らの意志とは別に体が動いてしまう(または動かない)状態のことです。

症状は何種類かあるので、紹介していきたいと思います。

1、意識すると、サイトが的の真ん中につかない。(下にずれる、下を射ってしまう)

2、クリッカーが切れない(近射では大丈夫なのに)

3、クリッカーが切れずにリリースしてしまう

4、リリーサーのトリガーに触れられない

5、リリーサーが切れずにパンチショットしてしまう(はやけ)

みなさん、どれかに当てはまりましたか??

このターゲットパニックの原因は全て、「不安」から来るものです。

技術の不安、体力の不安・・・この不安があふれ出した時、「メンタルのスポーツ」アーチェリーにおける心技体の三位一体バランスは崩壊し、ターゲットパニックは起きてしまうのです。

「あなたはターゲットパニックではありませんか?」

解決は、自らをターゲットパニックと自覚することから始まります。

≪次回、各症状の原因と対策≫


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