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2021

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05 Fri ~ステファン・ハンセン選手Q&Aその3

こんにちは、世田谷店の種部です。
ステファン・ハンセン選手のQ&;A第3弾はターゲットパニックの克服、リリーサーの使い方のコツをメインにお届けします。

Q:緊張すると言えば、ステファン・ハンセン選手は(アウトドアシーズンに)ターゲットパニックを経験して苦労した時期がありましたが、インドアシーズンにはしっかり立ち直っていましたね。ターゲットパニックになった原因と、どうやって立ち直ったか聞かせてください。

ステファン・ハンセン選手(以下Sと表記します):何が原因かはっきりとはわからないけど、勝ちたいと思う気持ちと、その他いろいろなことが重なり合って自分のシューティングに確信が持てなくなり、自分自身に自信が持てなくなる瞬間が引き金になっているかな。マッチ戦で(心理的に)追い込まれた選手を見たことがあるよね。一番致命的な時に、あらゆることが一気に不安になってしまうんだ。
(ターゲットパニックから回復するために)大切なのは、本来の自分の射ち方に意識を集中すること。射つことを怖がらないでシューティングするにはどうすればよいか、練習で取り戻すことだね。ぼくの場合は、ヒンジリリーサー(いわゆる「トリガーレスリリーサー」のことです)で練習するんだ。トリガーをパンチングしたり、逆にフリージング(落とせないで固まってしまう状態)になってしまったりするのは、トリガーを切ることが要因となっているといえるからね。ヒンジリリーサーの場合は、リリーサーを作動させるために押すトリガーはないし、発射されるまで(リリーサーを)回転させ続けるだけで(余計なことを考えなくて)良いからね。

 一番ターゲットパニックがひどかったときも、不安を取り除き、自信を取り戻すためにそういう練習をしたんだ。ターゲットパニックにしても何にしても、自信が持てなくなることから始まるんだ。射つことが怖くなる…9点を射つんじゃないかってね。自分の射ち方に自信があって、普通に射てば10点に入るという自信が持てれば、9点を射つかもしれないと怖がることはないんだ。弓具やテクニックに何か気にかかることがあると、そこから不安が抑えきれなくなり、射つのが怖くなって、ひどいことになるというのがぼくのパターンだった。

Q:ターゲットパニックに対処するのにヒンジリリーサーが有効だということですが、ヒンジリリーサーを使うコツみたいなものはありますか?

S:ヒンジリリーサーのコツと言っても、ぼくの場合はただ手でリリーサーを回転させているだけだ。というのも、ぼくはバックテンションで引き続けているわけではないから、指をほんのわずか動かしてリリーサーを回転させているんだ。回し続けることでいつかリリースされる。
手に余計な力が入るとリリーサーをうまく回せなくなって、普通に回そうとしても手が固まって回せなくなることがある。そんな時はリラックスしていつも通りの動きで回転させることを考えるんだ。リリーサーの扱い方は反復練習で覚えるものなので、同じ動作を繰り返し、繰り返し練習することが重要なんだ。(反復練習によって)簡単に扱えるようになる。

Q:リリーサーと言えば、最近リリーサーのメーカーを「スタン」に変えましたが、その理由は何ですか?また、スタンのどのモデルを使っていますか?

S:今使っているのは「モアX」というヒンジタイプのリリーサーだ。まだ(リリーサーのメーカを)変えて間もないので、自分に一番合っているものをいろいろ試している段階だ。(モアX)は射ちやすいし、使い心地も快適だけど、使いこなすにはもう少し時間が必要だね。一つのリリーサーをずっと使ってきて、別のものに変えたら、慣れるまで時間がかかるものなんだ。
 コロナ(感染拡大)のため試合がほとんどないので、たくさん練習して新しいものに慣れるための時間があるので、何か新しいものを取り入れる良い機会になっている。いつもなら1月も2月も3月も、そして4月も試合がたくさん入っているからね。

Q:ヒンジリリーサーでクリッカーを使っていますか?クリッカーを使っているとしたら、クリッカーを鳴らすタイミングはいつですか?
S:
今はクリッカーは使っていない。場合によっては使うこともあるけどね。クリッカーがない方が気持ちが楽なので、普段は使っていない。クリッカーが鳴ると動きが止まって固まってしまうことがあるんだ。クリッカーが鳴ると、「あと少しで発射される」というということを意識してしまうからね。クリッカーがなければただリリーサーを回し続けるだけで、いつかは自然に発射されるから(もうすぐ発射されるということを意識しなくて済む)。

 ただ、フィールドアーチェリーの場合は別だ。な射ち上げや射ち下しのような状況では、(いつもとフォームの感覚が変わってしまうので)クリッカーがないとリリーサーが発射されるタイミングを一定に保つのは不可能に思える。ターゲットのようにフラットなところで射つ分には、いつも同じフォームで同じようにりりーさを回転させることができるので、いつも同じタイミングで射つことができる。
 射ち上げや射ち下しの状況でもクリッカーがあれば、ドローイングしてクリッカーが鳴ってからエイミングしてリリーサーを回せば、一定のタイミングで射つことが可能になる。クリッカーがないと(エイミングに入った段階で)あとどれだけリリーサーを回せば発射されるのか全く分からないし、射ち上げや射ち下しの角度がきつい場合は発射されるまでにリリーサーを回す動きが大きくなってしまうんだ。そうなると射つまで時間がかかりすぎて、射っても真ん中には当たらない。
 クリッカーを鳴らすタイミングはアンカーについた時だね。アンカーについてから大きく動くのは良くない。アンカーに入った瞬間にクリッカーが鳴るようにしている。

Q:リリーサーについてもう一つ。トリガーリリーサーを使う時のコツはありますか。一番気をつけていることは何ですか?

S:トリガーリリーサーを使う場合も同じだね。ぼくにとって一番大切なことは、トリガーをパンチングしないことだ。トリガーをパンチングするやり方で結果を出しているアーチャーもいて、ある程度まではうまくいくと思う。ある時、緊張しすぎたり、風が吹いた瞬間にトリガーを切ってしまったりする、というようなことをきっかけにターゲットパニックになるかもしれない。
 ぼくはトリガーに指をかけて、絞るような感じでリリーサーが作動するまでテンションをかけ続けるようにしている。これは覚えておいてほしいんだけど、ストレスがかかった状態で長くトリガーにテンションをかけ続けているのは良くないので、(長くなったら)引き戻すべきだ。引き戻す余裕がないなら、発射されるまで絞り続けるしかないけどね。

Q:トリガーリリーサーとヒンジリリーサーをどう使い分けていますか?

S:どちらを使うか選ぶ基準は、緊張した時に普段通りに射ちやすいかどうかだ。たとえば予選ラウンドは試合の勝敗がかかっているわけではないので、緊張することはない。予選ラウンドで数点落としてもどうってことはないけれど、ファイナルではその数点が大きな意味を持つ。試合のプレッシャーの中で自分にとってうまくいくかどうかが重要なんだ。そのためには実際に試合で使て試すしかない。

Q:チューニング方法について教えてください。

S:いつもペーパーテストとベアシャフトチューニングの両方をやっているよ。ペーパーテストが完璧で、ベアシャフトチューニングも完璧だったら、実際のシューティングでも良い結果が得られる。
 あとは矢の的中位置のパターンを見ながら、レストを上下・左右に動かしてチューニングするんだ。例えば上下のバラつきがなくて左右に広がっている場合は、レストを少し右に入れたり、左に出したりして、良くなるか悪くなるか見てみる。上下方向にばらつきがある場合はレストを上下に動かして、良くなるかどうか見る。もし上に動かして良くなったら、さらに上に動かして良くなるかどうか試す。良くなったらさらに上、さらに上と調整していく。上に動かして悪くなったら、(そのひとつ前の段階に)戻す。もし下に動かして悪くなったら、逆に上に動かすんだ。一度に動かす量はほんの少しだけにした方が良い。

ペーパーテストのイメージ


 状況にもよるけどチューニングにはあまり時間をかけないね。300点満点や自己ベストを射っているなら、いじらないようにしている。矢がどっちに回転しようが気にしないんだ、真ん中に当たっている限りはね。シューティングの調子が良いのにスコアが良くない時、自分のシューティングの感覚にスコアが付いてきていない場合には、どうしたらよくなるか弓具をいじる必要があると言える。逆にインドアラウンドで(300点満点中)295点を射ったとして、その時に5射ミスしたという自覚があったり、ドットが真ん中についていなかったりした場合は、(失点は自分の問題なので)チューニングによって得られるものはないと言える。多少ミスに対する寛容度は上げられるかもしれないけれど、それよりも自分の(フォームの)問題点を改善することに取り組んだ方が良い。

ベアシャフトチューニングのイメージ


 (失点が)自分のせいなのか弓のせいなのかを知るためには、まずリリースの瞬間にドットが的の真ん中についていてかどうかを常に把握していなければならない。ドットが真ん中についていたのに外れたのなら弓のせいかもしれないし、ドットが真ん中についていなかったのなら自分のせいだと言える。まずそこを見極めないと、どうしたらよくなるか考えられない。
ぼくは射った感覚で矢がどこに行くかわかるので、例えば今のはあまりよくない射ち方だったと感じた時に、9点に外したとしたら、それはぼくのせいなので、次はもっとうまく射とうとするだけだ。たいがいは弓が悪いのではなく、射つ方の問題なんだ。

Q:矢について質問させてください。どんな矢を使っていますか?矢尺やポイントウエイトについて教えてください。

S:引き尺は28-1/2インチ、ウエイトは60ポンド。今はマーティン・ダムズボー選手から借りた(X23)2318を30インチ前後の矢尺で試している。その前は矢尺29インチの2315を使っていたが、今はどちらがベストか試している最中だ。どちらも大丈夫なレベルなんだけど、もっといいスコアが出る気がすると思うんだ。ただ弓をいじってもほとんど違いが出ないので、もう少し射ち込んでみる必要がある。
 アウトドアは、まだ決めかねている。以前使っていた矢は練習ではそこそこ良かったんだけど、左右のミスが目についていたんだ。試合になるとそれが顕著に出てたんだ。たまたまレオ・ワイルド選手に貸してもらった矢が、29インチのX10の410番で、それがすごくグルーピングが良かったんだ。それまで射っても射っても9点に外すことが多く、思ったように当たらなかったのが、変えた翌日にインドアのダコタ・クラシックラウンド*で600点が出たんだ。矢を変えていなかったら出て595点、もしかすると590点を切っていたかもしれない。とにかく(X10の410番のように)当たらなかっただろう。矢をイーストンに替えたばかりなので、どのスパインが合っているか、何がベストかを判断するには、まだまだ時間をかけて見極める必要があるね。
*クラシックラウンドというのはアメリカのフィールドアーチェリー協会独自のラウンドで、インドアで48㎝マルチ的を使用し60ヤード(約54m)、50ヤード(約45m)、40ヤード(約36m)で各距離20射ずつ射つというもの。満点は600点。

Q:X10シャフトですが、ノック側をカットしていますか?(コンパウンド用の)プロツアーではなく(リカーブ用の)X10を使用しているのは何か理由があるのですか?

S:リカーブ用のX10なのでノック側から3インチカットして、それから29インチにカットしている。こうすることでシャフトが少し硬くなる。
プロツアーはまだ試したことがないんだ。まだほかの選手が使っているのをいろいろ見て、どんな矢が自分に合うか様子を見ている段階だ。

Q:オーバードローレストを使用していますが、なぜですか。
S:
レストの位置を前後させて、いろいろ試してみた結果、ぼくの弓は一番手前に持ってきたら良かったので今の位置になった。それから、ぼくはかなり短めの矢を使っていたことがあって、オーバードローレストならシャフトがじゅうぶん余るのでランチャーがポイントにかからないという利点もあった。

Q:続いての質問は多くの方から寄せられているものですが、なぜボウスリングを使わないのですか?うっかり弓を落としたことはありますか?というものです。

S:ボウスリングを使わないのは、必要性を感じていないから。弓をつかんでいるわけではないんだけど、そんなに前に飛び出すセッティングではないから、指に弓があったったらキャッチするのは難しくないよ。もっと若いころに使っていたことがあるけど、指にずっと何かくっついているのは違和感があったから使うのをやめたんだ。一度だけ弓を落としたことがある。ドローイング途中にリリーサーが暴発するか何かして、思いがけない時に発射された時はキャッチできなかったね。いつもは指でグリップを包み込むようにしているので、ドローイング中に何かあってもキャッチできるんだけどね。

Q:グリップの話が出たので、グリップする時に何か意識していることはあるか聞かせてください。グリップを支える特定の点とか面とかを意識していますか?

S:特に意識していることはないね。グリップに手を当てて、自然に収まるところに置くというのがぼくのグリップのやり方だ。自然な感じで手を当てることで再現性が高くなり、いつも同じように弓を支えられるんだ。特別なことをしているわけじゃないし、魔法があるわけでもないよ。

Q:グリップテープを巻いていますが、どんなタイプのグリップテープが良いですか?好きなブランドは?

S:特にお気に入りのブランドはないんだけど、できるだけ薄いものを選んで使っている。スポーツ用品店へ行って、そこにある一番薄いものを買っている。自転車のハンドルのテープみたいに厚みがあるものは良くないね。それからドライタイプよりはウエットタイプの方が滑りにくいので良いと思う。アルミ製のハンドルの表面はツルツルだから、雨の日や手に汗をかいた時は滑りやすくなるからね。

次回は最終回です。プロになるターニングポイント、プロのアーチャーとして成功する鍵についてステファン・ハンセン選手が答えてくれています。


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