2018アーチェリーワールドカップベルリン戦

こんにちは、海外営業担当のフィリップです。
SHIBUYA公式インスタグラムやフェイスブックでご覧になった方もいるかと思いますが、上海に続いて、今週はベルリンで行われているワールドカップ第4戦に来ています。
今回の予選会場はなんと1936のベルリンオリンピックのメインスタジアムの目の前です!
この会場は当時ポロの会場だったそうで、片方にはメインスタジアム、もう片方にはベルタワーがあります。
そしてナチスドイツのプロパガンダ集会などにも使われ、オリンピックとは真逆の残念な歴史も持っています…
戦前ドイツらしい建築で、迫力満点の会場です。

ベルタワーに上るとドローンで撮ったかのような写真になります!

気温は涼しいですが(曇った時は寒いとさえ思いました)、日差しが非常に強くめちゃめちゃ焼けました…去年行ったメキシコより紫外線が強いのではと思います。結果的にはかなり暑く感じました…
インスタなどでお伝えしましたが、日本代表は残念ながらメダル獲得となりませんでした。何度も「いける!」と思った瞬間はありましたが、あと一歩で決勝会場で応援したいという願いが叶いませんでした。
そんな中、個人的に一番うれしかったのがSHIBUYAスポンサー選手のドマゴイ・ブーデン選手の活躍!2年前のアンタリャ戦でも銅メダルを獲得したことがありますが、今回はなんと団体も個人も決勝戦に残りました!

ファイナルでは団体で強豪アメリカを倒し、ブーデン選手が率いるクロアチアが金メダル獲得!

因みに決勝会場もまたナチスドイツと深くかかわる歴史を持つ場所です。今は壁の一部しか残っていませんが、かつてはここが重要な駅があり、多くのユダヤ人がここから電車で収容所に運ばれたそうです。ブースの場所のすぐそばに、記念碑が立っていて学びました…複雑な気持ちになりますね。ベルリンは本当に至る所に世界大戦に関係のある記念碑や博物館があり、高校の授業で学んだ世界史を思い出します。

会場の数か所にWAのスポンサーボードがあり、SHIBUYAのロゴもしっかりアピールされています!隣に立っている熊さんはベルリンのシンボルだそうで、色々なところでカラフルな人形が飾ってあります。一日2000ユーロのレンタル料がかかっているとか…ひぃ…

決勝会場でのブースは的紙メーカーのクリューガーと同じテントになりました。ゲーム性のある独特な的もあり楽しそうですね。

そして本日はついに、メインイベントのリカーブ決勝!なんといっても、ベルリン出身のリオオリンピック銀メダリストリーサ・ウンルー選手の決勝戦が注目されています。今朝の子供番組に出演したり、会場に着いたらテレビ局の車が何台も停まっていたりしてドイツのアーチェリーへの関心が強まっていることがいろんな形で伝わってきます。僕も応援しています!Alle ins Gold!