世界フィールド選手権大会開催中~
こんにちは、新宿店の種部です。
一昨日からイタリアのスキーリゾート、コルチナでフィールドアーチェリーの世界選手権が始まっています。
今大会からトーナメントのフォーマットが大きく変わっています。
最初の2日間でアンマーク72射、マーク72射の予選ラウンドが行われるところまでは同じですが、
そのあとのラウンドがシュートアップ方式になりました。
従来のフォーマット
予選上位16名が1次エリミネーションラウンド進出
1次エリミネーションラウンド:上位8名→2次エリミネーションラウンド
2次エリミネーションラウンド:上位4名→セミファイナル
セミファイナル:上位2名→ゴールドメダルマッチ(セミファイナルの下位2名はブロンズメダルマッチ)
新フォーマット
今大会から下記のようになります。予選の順位の比重が大きくなるといえるフォーマットですね。
予選上位2名→セミファイナルへシード
1次エリミネーションラウンド:予選3位~22位の20名を5名ずつのA、B、C、Dのプール(グループ)に分け、
それぞれのグループでシュートアップ方式によるマッチ戦を行う。
2次エリミネーションラウンド:プールAの勝者とプールBの勝者、プールCの勝者とプールDの勝者が
それぞれ対戦し勝者はセミファイナル進出
セミファイナル:プールAt対Bの勝者が予選2位シード、プールC対Dの勝者が予選1位シードの選手と対戦。
それぞれの対戦の勝者がゴールドメダルマッチへ、敗者はブロンズメダルマッチにまわります。
シュートアップ方式
「シュートアップ方式」のエリミネーションラウンドは距離表示のあるマークラウンド6的で行われます。
6的の合計点が多い方が「勝ち上がり」、上位の選手と対戦します。
1回戦: そのプルール内で予選順位が5位の選手対4位の対戦→勝者が2回戦へ
2回戦:1回戦の勝者がそのプール内の3位と対戦→勝者が3回戦へ
3回戦:2回戦の勝者とそのプール内の2位が対戦→勝者が4回戦へ
4回戦:3回戦の勝者とそのプール内の首位が対戦合い、そのプールの勝者を決めます。
下位の選手が勝ち上がっていく中で矢数が多くなり、アップダウンのあるフィールドでは
体力的・精神的にも消耗します。矢数が少ない予選上位の選手は、より上位に残りやすくなると言えます。
日本からは4選手が参加しています。
ベアボウ部門【女子】:丸山 美幸 予選4位
リカーブ部門【男子】:大貫 渉 予選9位
リカーブ部門【女子】:深澤 菜見 予選4位
コンパウンド部門【男子】:坂本 貴哉 予選24位
コンパウンドの坂本選手は予選22位タイの成績でしたが、3人によるシュートオフの結果24位で予選通過は、的中位置の中心からの距離の差で惜しくもエリミネーションラウンド進出を逃がしました。
ベアボウ部門では丸山選手が4位、リカーブ部門では大貫選手9位、深澤選手は4位でエリミネーションラウンドへの進出が決まっています。
日本時間の今夜からシュートアップラウンドが始まります。
試合の結果は下記リンクからチェックできます。みんなで応援しましょう!