HOYT 2020年リカーブラインアップ情報解禁!

皆様お久しぶりです。海外営業担当のフィリップです。
長年の読者様は僕が投稿する意味わかっていますよね?そうです、新商品発表シーズン到来です!
例年秋に行われるホイットの新製品発表ですが、今年はひと足早く、まだまだ暑さが続く9月に行われることになりました。
そしてもう一つ、いつもと違う点があります:2020モデルはリカーブ、コンパウンド、ハンティング用品が別々に発表されます!
なので、コンパウンドお求めのお客様はもう少しご辛抱ください…僕も早く見たいです…
ちなみに、先に書いておきますが、下記の新製品はすでに入荷済みなので、ぜひ渋谷アーチェリー新宿店や近くのプロショップに見にいらしてください!
さて、来年はオリンピックも控えているので、リカーブ用品の新作が出るのでは?と考えている方も多いのではと思います。
当たりです。
新製品① XCEED (エクシード)

グランプリハンドルの新作が発表されました。
去年までのエピックハンドルよりは少しスッキリしたデザイン、昔のエランなどのハンドルの線を思い出しますね。
重さも1270グラムと重すぎず、軽すぎない程度かと思います。
センター調整はエピックのワッシャー方式ではなく、フォーミュラXと同様に左右から押し合うイモネジ方式になったので、より細かく簡単にできるようになりました。
でも一番気になるのは新調整機構「ストリングテンション・テクノロジー」。
リムの接合部分の最先端(リムが最後に当たるハンドルの部分)が前後に移動でき、ストリングにかかる力が微調整できます。それにより、リムの「引き感」が微調整できるとのことです!

ホイットのリカーブ開発責任者のダグ・デントンさんと世界選手権会場でお話した際、こう語っていました。エピックをGMXの後継モデルとして設計したとき、ハンドルの基本的な位置(ピボット、ティラーボルト、リムドウェルなど)はアール・ホイットさんがデザインした通りでGMXもエピックも同じなのに、エピックに変えた選手から「柔らかく感じる」とのフィードバックがあった、と。アメリカのナショナルチーム選手の手を借りて分析した結果、違いは「ストリングテンション」によるものであることがわかりました。
エクシードはリムに当たるロッカーの位置が三段階に前後できます。一番「外側」が「ハイパフォーマンス」(GMXに近い)、一番「内側」が「最もスムーズ」(エピックに近い)、そして真ん中が「ハイブリッド」設定だそうです。一番影響されやすいのはクリッカーまでの最後の1,2ミリなので、「奥が硬い」フィーリングを求める方は「ハイパフォーマンス」設定を試しましょう!
フォーミュラシステム(ファクター以降)同様、リムポケットにウェイトが取り付けできます。今回はリムに隠れるくぼみに入りスマートですね!
そして、エクシードにはホイット市場初めて?ベアボウウェイトモジュールが用意されています!ステンレス製、アルミ製のバージョンがあり、その一部を取り替えたりいろんな組み合わせでバランスを微調整できるとのことです。

カラーバリエーションは2019年モデルと同じ9色。今年までグロッシー仕様だった黒・青・赤の3色もマット仕上げに変わりましたのでご注意ください。

渋谷アーチェリーの公式チャンネルでホイットから頂いた紹介動画を公開しましたので、ぜひご覧ください!

新製品② Formula Xi (フォーミュラXi)

フォーミュラXもエクシードと同じストリングテンション調整機構を搭載しモデルチェンジしました。新しいティラーボルトなど、細かいところもエクシードと統一されています。
ちなみに、「エックス・アイ」と発音されるそうです。「クロッシー」ではないです。(思ったのはフィリップだけ?)
フォーミュラXiは25インチのみ、1252グラム、エクシードと同じ9色が用意されています。
新製品③ Carbon Integra (インテグラ)

Carbon 840の後継モデル。
続投となったヴェロスのいいところを受け継いで、よりスリムでスピードアップを実現。
デザインが少しレトロでシックですね。840は安定したパフォーマンスを出し耐久性もいいので期待します。
本来ここからカタログをお見せしたいところですが、コンパウンド発表の後に公開されるとのことなので、今度までお預けです。ぜひまた当ブログをご確認お願いします!

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