《特別インタビュー》シューター島田 銅メダル

【シューター島田のターゲットパニック講座番外編】
みなさん、こんにちは。
この度、弊社スタッフのシューター島田こと島田隆之が、第1回アジアグランプリ(バンコク)で個人3位で銅メダルを獲得しました。
オールジャパン初、海外試合でのメダル獲得となり、日本コンパウンド界に新たな歴史を刻むことが出来ました。
そんな、シューター島田にインタビューをしてきました。
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―アジアグランプリ、見事銅メダル、おめでとうございます。
島田:ありがとうございます。コンパウンドの海外試合で初めてメダルを取ったという記念すべき1人目になれて、とても嬉しいです。


―トーナメントでの調子はどうだったんですか??
島田:一回戦はBye(不戦勝)だったので気持ちは楽でした。2回戦(1/16 マッチ)カザフスタン選手との試合が私の中のキーポイントでした。
4エンドが終わって3点ビハインドで、正直負けたと思いました。5エンド目、私が10,10,10相手の9,9,9で(142点)、シュートオフに持ち込むことができました。
私はシュートオフに自信があったので、10点には入れる自信がありました。思った通りフワフワしましたが10点に入れ、相手が9点で無事1/8マッチに進むことが出来ました。
1/8マッチは143-141で台湾の選手に勝ち、1/4マッチではインドの選手に145-139で勝ち、セミファイナルに進む事が出来ましたが、
準決勝で、中国の選手に143-144で負けてしまいました。
―全日本選手権で140点を一回も射ったことのないのに、よく射てましたね。
島田:ホントですよね(笑)。これは2月に合宿をやって頂いたお陰です。
―合宿とは何ですか?
島田:2月の上旬に全国からコンパウンドアーチャーが集まって、50mに特化した合宿を3日間行いました。
そこで、ひたすら総当たりのマッチ戦を行っていたので、点数感覚がかなり上がったのは確かです。合宿を開いて頂いたみなさまに感謝です。


―でも、よく去年9月の的を狙えない状態からここまで来れましたね。
島田:自分でもびっくりしています。本当に皆さんのご支援のおかげです。
―でも、一番目標にしていたワールドゲームズのアジア枠は取れませんでしたね。
島田:本当に残念です。行った最初は決勝トーナメントの順位からアジア人上位3名だったのですが、急に変更になり予選が枠取りになりました。
正直、かなり予選は緊張しました。しかし、悔いの残るショットは一本もしていません。すべて真ん中を狙って、パンチショットせずに射てました。
―悔いの残るショットがないのに、練習で357点(50m36射)を射ってる人が341-342ですか?
島田:。。。何も言えません。これが試合での実力です。試合で出せるように頑張ります。
―なにか他に言い訳はありますか?
島田:ありません(T_T)
―みなさんに一言ありますか?
島田:今回の銅メダルは、みなさんの応援とご支援がなければ取ることができませんでした。
本当にありがとうございます。今後も、突き抜けられる様に、世界で戦える様に努力したいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします!!
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島田隆之プロフィール
2004年 栄東高等学校でアーチェリーを始める
2005年 練習による怪我で右肩の手術をする
2006年 日本体育大学入学
2007年 リカーブからコンパウンドに変更
90m、WAラウンドの日本記録樹立 全日本選手権・全日本学生選手権優勝
2009年 ユニバーシアード ベオグラード大会出場 7位入賞
2010年 日本体育大学大学院入学 全日本室内選手権優勝
2011年 同大学院退学 渋谷アーチェリー入社

2012年 全日本学生選手権優勝
2013年 アジアグランプリ銅メダル

Interview by Takayuki Shimada