2013

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13 Wed カルノスタビライザーテクニカルノート⑥

第六話 ~最後に~

カルノスタビを開発していく中で、スタビライザーを選ぶ際に
アーチャーの皆さんが比較・参考に出来る目安が作れないか?と思っていろいろ考えてみました。
そして“曲げに対する硬さ”と“軽さ”の比を数値で表したらどうだろうか?と考えました。

このグラフは各社のセンターロッドについて、カーボンパイプの曲げ剛性をスタビライザー全体の重さで割った数値のグラフです。
そのスタビライザーの重さの内の1gが発揮している曲げに対する強さを表します。
これが大きいほど、軽さの割に曲げに対して強いスタビライザー ということになります。
この数値を「Rigidity/Weight Ratio」と勝手に名付けました。
カルノセンターロッドは(1.74)、R社のセンターは(1.35)、Z社は(1.26)、X社は(1.02) になります。
カルノがいかに軽くて強いかが数字でよく分かるかと思います。
(全て当社での試験・測定になります、単位は〔N・m²/g〕)

自動車で「パワー/ウェイト レシオ」という数字があります。
その自動車のエンジンの出力1kwあたりが受け持つ車重を表します。
Rigidity/Weight Ratioがスタビライザーの性能の全てを表す訳ではありませんが、
自動車のパワーウェイトレシオと同じような‘目安’にならないか?と思っています。
そこでまず、シブヤアーチェリーのカルノセンターロッドのRigidity/Weight Ratioは(1.74)であることを発表しておきます。

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ここまで読んで頂いた皆さん、本当にありがとうございます!
つたない文章で分かり難いところや疑問もあったかと思います。ご容赦下さい。

他の日本の産業と同じく、日本の弓具メーカーにおけるもの作りも円高や新しいメーカーの参入などにより厳しい環境にはあると思います。
また日本の弓具市場は他の市場と比べてもガラパゴスではなく開かれていると感じますし、その中で既に撤退した日本のメーカーもあります。
そんな状況の中、独自に開発した新しい製品をアーチャーの皆さんにお届け出来るのは、大変ありがたいことだと思っております。

スタビライザーの購入をお考えの際には、カルノスタビライザーもご検討の対象に加えて頂けたら幸いです。


Category: カルノテクニカルノート