Elite ビクトリー シューティングレビュー

みなさん、こんにちは。
シューター島田です。
今日はElite のビクトリーを射った感想を書きたいと思います。

ビクトリーは2016シーズンからアメリカのトッププロ選手レオワイルド選手が使用して話題のモデルです。
重量は約2,040グラムと、軸間が長い弓にしては軽い方です。(ホイットのハイパーエッジが同じ重さです)
シュートスルーデザインではないですが、ウインドウ面の上にシュートスルーのようなものが設計がされています。
間違ってそこからシューティングさせないでくださいね

シューター島田にとってバイナリーカム(プライムもバイナリーカムって言ったらそうなんですが、、、)は初めてで
チューニングが楽なのか、面倒なのかは、、、まあ一長一短ですね。
ヨークがないので傾きを調整しようとした時に、
カムワッシャーとケーブルガードのクランクで調整なんですが
たまたま出荷時状態で問題なかったので、何もしませんでした。
カムは同一カム内でレットオフを調整でき、一番回りきったところでホールディングが低く出るようになっています。

正直、シューター島田は同一カム内でレットオフが調整できるカム(G5プライム然り)が好みではなくて、、、(個人的感想ですからね!!笑)
もちろん、範囲内で無断階調整ができるのは良いと思います!!
ただ、カムの効率が悪いや引き尺の調整が面倒だったりするので、
ホイットのGTXカムや、PSEのBMハイブリッドカムのモジュールでレットオフで調整できる方が
私はカムの性能で言うと良いと思います。
さて、好みは置いておいて、ビクトリーのVカムの印象は、とても引きやすくスムーズな印象でした。
ホールディングの感じもリムストップなのでしっかりと壁を感じられ、
ガッチリとした壁とそのエイミングが好きな人は良いと思います。
ホイットのスパイラルプロカムは、ホールディングでも引き続けないといけなく、
正直ホールディングで力を抜こうとする人には大変なカムですが、
Vカムはしっかり当たって、やさしく伸びのビルドアップができると思います。
エイミング中の安定はハンドルが長く軽いので、狙いやすい印象です。
グリップは他のメーカーと比べたら太く、面がしっかり平らなグリップです。

今年のPSEのエクスプレッションも同じように太めのグリップですが、
どこでも押せてしまう分、とても注意が必要です。
押し方・握り方が少しでも変わると、めちゃくちゃグルーピングが変わると思いました。
他のメーカーより顕著に出る気がしました。
ホイットのポディウムから導入された細く角度が変えられるブリップに違和感がある方には
太い面で押せるグリップは良いですよね。私は好きです。
スピードは正直物足りない感じはありました。
軸間が長く、リムがカーボンじゃないのでしょうがないですよね。
射った瞬間の振動は感じませんでしたが、
カムが、射ったあとにかなり左右に揺れるので、ちょっと心配にはなりました。
全くパフォーマンスに関係ないかと言ったら、ほぼほぼ関係ないとは思います。
では、ビクトリーはどのような人にオススメかというと
1,引きやすく軸間の長い弓を使いたい
2,ホールディングをがっちり固くしたい
3,レットオフを簡単に調整したい
4,グリップを面でしっかり押したい
という方にオススメです!!
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新宿店では受注発注で¥140,000(税抜き)で販売しております~
是非、今年注目の一つのメーカー「Elite」を体感してみてください。