~アーチャーへの道 社会人編 第十五射~

みなさん、こんにちは!

渋谷アーチェリーONLINEの富田です。

日曜日は第110回関東甲信越実業団アーチェリー・インドア大会 at 船橋アーチェリーレンジでした。

前大会から2週間ほど射てていなかったので、前日練習では本番を想定した『18Mを40cm的』で、いつもより多めに162射を射ちました。

この日は講習日で参加者も多かったため、お話ししている中で、『明日の試合』を『頑張る』という、カムバック青春な感覚を久しぶりに味わいました。

高校のバスケ部の頃以来かな…。(遠い目…。)

よし、頑張るぞっ!

そして快晴の試合当日。

基本的な試合の流れは、前回の江戸川区長杯で経験していたため、あまり不安はありませんでしたが、渋谷アーチェリースタッフの前で射つのは初めてだったためそれだけで緊張していました。

さて、まずは試し打ち。

昨日の練習通りにサイトを合わせたのですが、全く真ん中に入らず上に集まってしまいます。

よく考えたら江戸川区総合体育館以外で射つのは初めてでした。

試し射ちの6射で修正出来たのか分からないまま、とりあえずサイトを少し上げ、バタバタとスタート。

完全に焦ってしまい、1エンド目は6-5-4、2エンド目は7-5-1とバラバラと散らばりましたが、深呼吸をした3エンド目からは何とか集中力を取り戻し、前半戦は213点。

そしてトイレ休憩を挟み後半戦。

いろいろ考え過ぎてしまったことと、前半の安心感からリラックスし過ぎてしまったことが仇となり、1エンド10点台を何度か出してしまいましたが、何とかこらえて201点。

合計414点という結果に終わりました。

試合開始当初ははどうなることかと思われましたが、最低限の目標としていた、

『1エンド平均20点以上を出す』

『的が小さくなったけどMを出さない』

この二つは何とか達成が出来ました。

しかし、いざ、順位を確認すると、なんと最下位。

最下位かぁ~。

自分の設定していた『最低限の目標』の低さに、かなり落ち込みました…。

そして、渋谷アーチェリースタッフを驚かせたい!というささやかな野望もあっさりと散りました。

アーチェリーを始めて2ヶ月半で、文字通り一矢報いようとするなんて考えが甘かったようです。

一方、負けず嫌いではない方だと思っていたので、悔しい気持ちがなんとなく新鮮ではありました。

こんな場面で隠された自分を再認識…。

その反面、気持ちの切換えが早いのが長所だと自負しています。

30分後にはもっと上手くなりたい、さらに続けて行きたいという気持ちになっていました。

最下位ということは、上にしか人がいないので、上だけ見てればいいということ。

まだまだ登山口。

頂上は雲の中の未踏峰のため、何メートルあるのかは分かりませんが、挑戦者の意識で地道に登って行きたいと思います。

そして後々、前日練習のスコアを見返してみたら、10エンドの平均が216点。

今大会でもほぼ実力は発揮出来ていたようです。

練習で実力を付けていけば、試合結果として付いてきそうな希望の光も射してきました!

ちなみに、今大会の団体戦は、上位3名の合計が1,722点で優勝は渋谷アーチェリーでしたが、何故か全く貢献しなかった私、富田が表彰状を受け取りました。

いつかは実力で奪いたいところですね。

さて、今後の予定としては、

①ポンドアップ(28ポンド→30ポンド)

②クリッカーを付ける(引き続けながらリリース出来ていないというアドバイスをいただいたため)

③マイハンドルの購入

④新しい射場の開拓(いろいろな環境で射つ経験を付けたいため)

と目白押し。

次回以降の大会出場は未定ですが、希望の光を胸に練習に打ち込みたいと思います。

それではまた~。