~アーチャーへの道 社会人編 第三十九射~

みなさん、こんにちは!

渋谷アーチェリーONLINEの富田です。

前回羽根を貼ったカーボン矢を実射してきました。まずは恐る恐る1射…。早っ!的に当たっているのは分かりますが、矢速が速くてどこに刺さったか見えない…。アルミ矢の時には目で追えていたので、こんなに違うとは驚きです。慣れるために何度か試射。少し右寄りに刺さっていたため、プランジャーで調整し、ベアシャフトチューニングへ。

◆ベアシャフトチューニングとは…
羽根を貼った矢(完成矢)と、羽根を貼っていない矢(ベアシャフト)を射ち、2種類の矢の刺さる場所を見て、矢のスパインとノッキングポイントが適正かを調べる方法。

それでは早速、完成矢を3本、ベアシャフトを3本射つと…、

左右、上下共に大きなズレはありませんでした。許容範囲内ということで、スパイン、ノッキングポイント共に問題は無さそうです。しかもベアシャフトのグルーピングが素晴らしいことと言ったら…。カチャッ!という接触音に、矢が壊れやしないかとビクビクしつつも、これだけ纏まると気持ち良いですね。

緊張感が功を奏したのか、カーボン矢初日にもかかわらず、終始グルーピングが良かったです。カーボン矢に変えたとたんに当たらなくなることがあるという話も聞いていたので、上手くシフトチェンジ出来て安心しました。

さて、カーボン矢変更後、2度目の練習日。まずは30Mで点取りをすると、306点。最近では安定して300アップする様になってきました。内容は50点平均の中、1度だけ飛び抜けて56点。もちろん毎回『10点に当てるぞ!』という意識はあるのですが、その1エンドだけ特に集中力が研ぎ澄まされていたことが自分でも分かりました。邪念が無いというか、何かが違う。そろそろ技術面だけではなく、精神面も鍛えていかないといけませんね。ムラなく集中できるように、もしくはリラックスしていても当たるように、鍛練していきたいと思います。

次に、カーボン矢では初めての50Mにも挑戦。サイトを取り終った後はなんと、40点平均!アルミ矢の時より黄色に入る率が上がりました。しかし、まだまだ纏まりが悪いので、練習を積んで的中率を上げていきたいと思います。そしてやっとこさダンパーも購入したので、次回は装着しての練習。どのような変化があるのか楽しみです。