みなさん、こんにちは!
SHIBUYAアーチェリーONLINEの富田です。
今回で『島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!』も最終回。目標としていた第13回シブヤカップアーチェリー大会に出場してきました。
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一昨年はアーチェリーの試合を初めて見た大会、昨年は70MWに初めて出場した大会、そして今年は島田にコーチングを受けしっかりと準備をした大会。シブヤカップは、個人的にも思い入れが強い大会です。
第六回で投稿した動画にて射型の調整は完了していたので、前日の公式練習では、直近の大会で得た、
●前の射に惑わされない
●余裕を持って6射射ち終わる
●射型のことは考えずしっかり狙う
を意識して最終調整をしたところ、いつもより肩が良く動き、とてものびのび射つことが出来ました。
試合当日は文句のつけようが無いくらいの快晴。少し前までは、緊張と焦り、プレッシャーとスランプにより相当追い込まれていましたが、当日ともなると天気と同じように気持ちもスッキリ。引き続き肩の動きも良さそうです。
前半は39点からスタート。中盤から強い風が吹き始めましたが、43、50、41、50、44で267点という自己ベストのペース。強い風の中で射ったことは今までにはなく、矢が風で流されることに多少動揺しましたが、逆に風を知らなかったことで堂々と射つことが出来ました。
後半は好調の49点で折り返し。引き続き風は出ていましたが、早めの行射を心掛けて1分は残すように射っていたので、風で体が煽られるときは無理に射つことせずに、落ち着いて引き戻しながら対応。射型のことを考えてしまい点数が落ちる、的の真ん中に集中するために『黄色黄色黄色、X、X、X…』と心の中で唱えながらリカバー、というエンドを交互に繰り返す試合展開。36、46、38、49、39と前半よりも10点落とした257点で予選ラウンドを終了しました。
確定順位は37位。目標としていた入賞には手は届きませんでしたが、合計点数は524点。先週の大会からは39点アップ、そしてさらに自己ベストを更新することが出来ました。目標にしていた本番で、最大限の力が出せたことがとても嬉しかったです。3ヶ月間コーチとして指導してくれた島田からも「自己ベで良かったです!」とLINEが届きました。
アルティマⅡの上で羽根を休めるアキアカネ。
今回もエンド毎に点数のムラが目立ったので、それを無くしていけば、直近の目標の550アップも射程距離圏内に入ったような気がします。満点の720点までを考えたら、まだまだ200点近くも伸びしろがあると思うとワクワクしますね。
3ヶ月間の島田のコーチングにより、同じように射ち続ける技術や、今までは曖昧だった『自信と点数への裏付け』を築くことが出来ました。良いところ、ダメなところへの気付き、自分を客観的に見られる様になったこと、そして何より、アーチェリーがさらに面白く楽しくなったことも、とても大きな収穫でした。
3ヶ月という短い期間でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。今後も、今回のコーチングで得た考え方と射型を基盤として、試行錯誤しながら点数アップを図りたいと思います。
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というわけで、SHIBUYAアーチェリースタッフの中では私だけ決勝ラウンドには出られずに応援に徹していたのですが、今大会は特に白熱した試合が繰り広げられていたように感じました。
そのままストレートで決着が着くかと思ったら、じりじりと粘り、追い上げ、シュートオフへ。予選ラウンドは良くも悪くも淡々と時間が流れていきますが、決勝ラウンドは他のスポーツと同様に熱い戦いがありますね。女子決勝も接戦、男子決勝はシュートオフまでもつれ込み、僅差での決着となっていました。
アーチェリー歴が長くなるにつれて、試合を観る楽しさ、トップ選手の凄さがどんどん分かるようなって行きます。今回も観ていて一種の感動を覚えました。
ちなみに今回のシブヤカップは決勝ラウンドへの通過点(16位の選手)が576点、8位を入賞と考えると603点。今年の全日本社会人ターゲットアーチェリー選手権大会の通過点も603点だったので、改めて考えるとなかなかレベルの高い大会ですね。
私も来年こそは決勝ラウンド進出を出来る様に、エンジョイしながらトップを目指して頑張ります。みなさんも一緒にアーチェリーライフを楽しみましょう!
【過去のブログはこちら】
~島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!~