~ハンドルについて【アーチェリーをはじめよう!】~

こんにちは!

SHIBUYAアーチェリーONLINEの清水です。

【アーチェリーをはじめよう!】、今回は『ハンドルについて』です。

ハンドルは弓の中心部分、核となる部分です。

実際に射手が触れる部分でもあり、矢を飛ばすエネルギーを作るリム、照準器のサイトや矢を乗せるレストなど、主要パーツの多くがこのハンドルに取り付けられます。
また、射った際の振動は大きくハンドルに伝わってくるので、主に剛性や振動減衰性が高いものが、より良いハンドルと言われます。


※引用元:World Archery(https://worldarchery.org/)

ハンドルの価格は様々で、1万円程のものもあれば、10万円以上のものもあります。
1万円程度のモデルは競技用というよりも体験用に近いため、木や樹脂で出来ているものが多く比較的軽量ではありますが、剛性が高くないというのは想像しやすいですね。

競技用のハンドルになってくると、主に金属製やカーボン製となります。
高価格帯のモデルは、強度も高く、材料費や設計費をはじめ、研究開発費などが掛かっているため、全体的に価格と精度(再現性)が比例していると考えられます。


左が木製(【SAMICK ポラリスハンドル】)、右がアルミ製(【WIN&WIN WIAWIS ATF-X H25】

ちなみに、上位モデルのハンドルになると、大きく分けてアルミ製、カーボン製といった選択も出てきます。
カーボン製では、振動減衰性に優れている、軽い。
アルミ製では、弓の挙動がつかみやすい、安定感がある、といった特徴があります。


カーボン製の【WIN&WIN WIAWIS TFT-G H25】

初めてアーチェリーをする!という方にとって、ハンドルは多くの種類があって選び方に困りますよね。
様々な点がありますが、まず予算、重さ、そしてデザインが、選ぶ上での目安になります。

まず予算については、自分がアーチェリーをしていく上で、このくらい!という金額を決めましょう!
安価なハンドルでまずはアーチェリーを知るも良し、高性能なハンドルで競技的に参加していくも良しですね。

次に重さですが、最初のうちから重いハンドルを使ってしまうと、自分の射型をうまくコントロールできないまま、フォームが固まりやすくなってしまいます。
そのため、最初は軽めの扱いやすいハンドルを使うことで、正しいフォームを身に付けやすくなりますよ。

そしてデザインについては、言わずもがなですが、自分のお好みのものを選びましょう!
道具を使うスポーツとしての醍醐味ですが、自分が気に入ったデザインのものはモチベーションが爆上がりします。
メンタルが大きく関わるスポーツでもあるので、気分というものは非常に大切な点ですよ。


※引用元:World Archery(https://worldarchery.org/)
選手それぞれの道具。

さて、ということで、今回はハンドルのご紹介をさせていただきました!
長くなってしまいましたが、それだけなかなか語りきれない道具ですね。

次回はリムのご紹介となりますので、引き続きお楽しみに~!

※アーチェリーの道具の選び方には諸説あります。
記載内容につきましては参考程度としていただき、先輩アーチャーやご指導者様にご確認いただいてからご選択ください。
また、ご不明な点がございましたら、メールにてお問い合わせ下さい。