~クリッカーについて【アーチェリーをはじめよう!】~

こんにちは。

SHIBUYAアーチェリーONLINEの富田です。

【アーチェリーをはじめよう!】、今回は『クリッカーについて』です。

毎回同じ場所に的中させて点数を競うアーチェリー。”同じ場所を狙う”ことも重要にはなりますが、合わせて大事なのが、”同じ力で弓を引く=同じ力を矢に伝える”ことになります。そこで必要になる道具がクリッカーです。


※引用元:World Archery

クリッカーは常に一定の引き尺で引くための道具です。サイトで狙い、クリッカーを使用して毎回同じ引き尺で引く(同じ力を加える)ことで、同じ軌道で矢を飛ばすことが出来るようになると考えられます。最終的には風や射型の安定なども影響してはきますが、毎回同じ動きをするためには、なくてはならない道具になります。

※クリッカーは、クリッカーの無い状況でのグルーピング、点数、ホールディング時間の安定など、射型や引き尺がある程度安定してから装着する道具になります。焦って上手く体が使えていない状況で装着しても、追々矢のセッティング(矢尺、スパインなど)が変わってしまうことも考えられますので、ご指導者様と相談の上でのステップアップをおすすめいたします。

現在販売されているクリッカーの素材は、アルミやステンレスなどの金属製か、カーボン製となります。価格帯は、金属製は1,000~3,000円程度、カーボン製は3,000~4,000円程度となります。取付ネジサイズは現行のハンドルだと、HOYT・WIN&WIN・KAP・KINETICは6-32、MK・SAMICKはM4となりますので、ご使用のハンドルに合わせてお選びください。

形状は、真っ直ぐのシンプルな商品、指を使わずに矢をセットが出来るようにアーチ型にデザインされた【WIAWIS ARC カーボンクリッカー】、矢の先端に垂直に触れるための曲がったデザインをした【HASCO マルチアングルクリッカー】など、特徴のあるものもあります。

選択方法としては音の好みで選ばれる選手が多い傾向にあります。ハンドルとの相性によって音が変わる可能性がありますので、いろいろお試しいただき、お好みの1本を見付けていただけたらと思います。


※引用元:World Archery

ということで、本日はクリッカーについてご案内させていただきました。今後も引き続き弓具を紹介させていただきますので、お楽しみに!

※アーチェリーの道具の選び方には諸説あります。記載内容につきましては参考程度としていただき、先輩アーチャーやご指導者様にご確認いただいてからご選択ください。また、ご不明な点などをメールにてお問い合わせいただけましたらONLINE店より回答をさせていただきますので、ご連絡をいただけましたら幸いです。