こんにちは、海外営業担当のフィリップです。
引き続き、ホイットの新ラインアップをご紹介します。今度はコンパウンド!
リカーブ編はコチラ→【2015年度ホイット リカーブ編】
まずはターゲットモデルのフラグシップモデル。プロコンプシリーズに変わり、Podium-X Elite(ポディウムXエリート)シリーズが登場!
プロコンプはFXのみ存続します。
Podium-X Elite ~ポディウムXエリート~
作っている現場はこんなドラマチックかどうかは別として…
Podium-Xはプロコンプとプロエッジを足して割った感じで、完全なターゲットモデルです。
プロコンプと同じく37”と40”モデルが存在していますが、重さは40でプロコンプの37”モデルと同じとかなり軽くなったようです!
リカーブと同様に、チューニング機構かかなり充実しています。
まずはケーブルガード。大人気の【Arctec CPRシステム】のように、ケーブルガードがオフセットでき、トルクが軽減できるようになっています。
ただし、アークテックと違って、角度は5箇所でロックされ、ずれることが無く安定性が高いです。
続いてはグリップ。樹脂製のグリッププレートが標準装備、4種類の高さに交換できます。ネジ止めなので、いつでも簡単に交換できてかなり面白そうですね。以前ご紹介したように、コンパウンドのグリップをSUGRUなどで数度高くしている選手が増えているので、ホイットは早くもその需要に応え、グリップの調整を可能してくれました。
Carbon Spyder ZT ~カーボンスパイダーZT~
なくなって後継モデルが発表になるのではという噂もありましたが、カーボンスパイダーはマイナーチェンジでラインアップに残りました!
最大の特徴は新規開発のZero Torque Cable Guard。ケーブルガードバーが柔軟性のある素材でできていて、少し曲がることによりケーブルの角度によるトルクを軽減します。実物を見るのが楽しみです!
リムポケットにも何かと新しい仕組みが隠されているようですが、詳細は後日に持ち越しとなりました…
なお、ターボモデルには新しいTurboカムが登場で、ホイット史上最速の350フィート/秒を実現!
因みに、ご存知のお客様も多いと思いますが、ホイットのカーボンハンドル(2010年のカーボンマトリックスからカタログにロゴが載っていたのでおそらく全て)はテニスのラケットメーカーとして有名なPrince社のO-Techという技術で作られ、Princeの工場から供給され、ホイットで作られた部品と組み立てられています。
違う種目のスポーツ用品メーカーとのコラボ商品であることは興味深いですね。 個人的には、スキーメーカーがリムに挑戦したらかなりいいもの出来上がるんじゃないかと思っていますが、スキーの方が儲かるんでしょうね…
Nitrum ~ナイトラムシリーズ~
ファクターの後継モデルで今年のハンティング用フラグシップモデルの名はナイトラム!
最大の特徴はオフセットされたハンドルの形。ハンティングモデルに最も重要な振動やノイズを相殺し、安定した弓を実現させるとのことです。スタビライザーブッシングの周りが二重(シュートする-ではありませんが似た構造)になっていて、ハンドルの剛性や安定性を高める効果があるそうです。
なお、廃盤商品はファクターとFX以外のプロコンプシリーズのみで、人気中級モデルのチャージャー、フリースタイル、ラッカス、インパクトなどは今年もございます!
ハンドルのカラーバリエーションは下記の通りとなります!