表彰台の頂点を目指す全ての選手に向けたRCサイトの最高峰。
新設計のエクステンションはサイトの振動を再定義します。
SHIBUYA ULTIMA RC PRO feature
SHIBUYA ULTIMA RC PRO DOUBLE MOUNT feature
特徴
ポリゴナルエクステンション[特許出願中]
新型エクステンション固定システム
確実なロックと再現性を追求した全く新しいデザインの固定システム。
ノブ自体の最大径を大きくすることでこれまでよりも小さな力で確実な固定が可能になりました。エクステンションを押さえる接地面積も大きくなり、シンプルで長時間のシューティングでも緩まない新しい固定システムです。
サイトテーププレート
両サイドにサイトテープ用のプレートを取付けるためのカットアウトを設けています。
等間隔の目盛り入りプレートとサイトチャート用のブランクプレートが標準装備されており、選手の好みや競技スタイルに合わせて左右両側に取付け可能です。
新型サイトピンストッパー
工具を使わずに解除が可能なサイトピンストッパーを採用。
圧倒的な操作性の向上により調整時間を大幅に短縮。余裕のあるシューティングを提供します。
ダブルマウント+短小エレベーションタイプのラインナップ追加
2段構造マウント+短小エレベーションセットをラインナップに追加。
ダブルマウントデザインによりサイトの上下調整範囲を損なうことなく、エレベーション全長を短くすることで先端重量の軽量化に成功しました。先端重量の軽量化は、振動に対して圧倒的な優位性をもたらします。このトップライトスタイルは自社製品史上最も振動減衰にフォーカスしたサイトです。
製品スペック表
タイプ | シングルマウント + 520エレベーション |
ダブルマウント + 320エレベーション |
ダブルマウント + 250エレベーション |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エクステンションバー | 9インチポリゴナルカーボンエクステンション | ||||||||||||
エスクテンションタイプ | Type:A | Type:A | Type:A | ||||||||||
重量 | 233g | 221g | 212g | ||||||||||
アパチャー ディスタンス(APD) | 最大 249mm 最小 189mm | ||||||||||||
エレベーション | 方式 | ロックダウンレス ジャンプ機構付きスクリュードライブ | |||||||||||
長さ | 132mm(約5.2インチ) | 81.3mm(約3.2インチ) | 63.5mm(約2.5インチ) | ||||||||||
可動範囲 | 107mm | 59.7mm | 41.9mm | ||||||||||
可動ステップ | 1回転 1/24インチ(約1mm) | ||||||||||||
1クリック 1/480インチ(約0.05mm) | |||||||||||||
傾き調整 | 有り | ||||||||||||
ヴィンテージ | 可動範囲 | 5.4mm | |||||||||||
可動ステップ | 1回転 1/32インチ(約0.8mm) | ||||||||||||
1クリック 1/640インチ(約0.04mm) | |||||||||||||
対応サイトピン | ネジサイズNo.8-32 | ||||||||||||
エクステンション | 長さ | 225mm(約9インチ) | |||||||||||
調整範囲 | 2.4インチ(60mm) | ||||||||||||
調整ステップ | 0.5インチ(12.7mm) | ||||||||||||
主な素材 | エレベーション部 | 6000系アルミニウム合金 | |||||||||||
ボックス部 | 6000系アルミニウム合金 | ||||||||||||
エクステンション | カーボンファイバー | ||||||||||||
カラー | ブラック・シルバー・ブルー・レッド | ブラック | |||||||||||
RH/LH | 有り | ||||||||||||
発売開始 | 2020年 | ||||||||||||
付属品 | サイトソフトケース No.10-24マウント固定ネジ 六角レンチ 1.5mm/2.5mm/3mm ブランクテープ |
||||||||||||
取扱説明書 保証書 |
|||||||||||||
オプション | 220エレベーション、60mmダブルマウント |
ULTIMA RC PRO
開発秘話
Product development
振動を極限まで抑えたサイトを作る。このコンセプトをもとにサイトの再定義を目指してサイト開発がスタートしました。渋谷アーチェリーが初めてサイトを世に出したのは1975年の45年も前の話です。これまで多くのサイトを開発し、軽さや素材で工夫し、使い勝手や振動減衰を高めることを目指してきました。しかし、既に多くの製品が振動減衰性の優れたカーボン素材を採用しており、素材から得ることが出来る効果だけでは他社と大きく差をつけることが難しい現実がありました。そこで【形状】からも振動減衰性を高めるという別のアプローチで開発が進みました。検討を繰り返す中で、あらたに設計した先端に向けて細くなる形状で、通常形状と比較して80%以上振動減衰性を高くすることに成功しました。※シュミレーション上の数値です。
試作品での実射テストを繰り返しながら、細かな修正を行い最終的な形状を決定しています。 形状が決まった後も、スパインの概念を取り入れ、試作段階ではいくつもの硬さを作成しましたが、メダリストのテストシュートにより最終的なスペックを決定しました。数値的な根拠とトップ選手による評価を合わせて、SHIBUYA史上最高のカーボンエクステンション【ポリゴナルエクステンション】が完成しました。
また、振動を発生させないため、形状以外のアプローチとして、先端重量の軽量化に特化したモデルも開発を行いました。その結果、短小エレベーションとダブルマウントの組み合わせにたどり着きましたが、もともとは1979年に発売し、世界記録も樹立した【渋谷 AR-10サイト】のアイディアを取り入れました。過去のアイディアを現代に蘇らせたダブルマウントサイトは国際大会でもメダルを獲得する等、優れたアイディアであることが再度証明されています。