~勝利の方程式:アルティマCP PROサイト&PSE ドミネーターデュオ!

投稿:2022年10月12日

 SHIBUYAのスタッフシューターでPSEのプロスタッフでもあるデイブ・カズンズ選手(アメリカ)が世界フィールド選手権ヤンクトン大会コンパウンド男子個人コンパウンドミックス団体部門で優勝しました。デイブ・カズンズ選手は男子団体の銅メダルも獲得しており、今大会で金メダル2個銅メダル1個の合計3個のメダルを獲得しました。

 デイブ・カズンズ選手は今回で3度目の世界フィールド優勝です。これまでの戦績を振り返ると、1998年の世界選手権デビュー以来20年以上にわたってフィールドアーチェリーの世界のトップレベルに君臨し続け、個人部門の金メダル3個、銀メダル3個、銅メダル1個、そして団体部門の金メダル4個(ミックスも含む)、銅メダル1個…なんと合計12個のメダルを獲得しています。

 デイブ・カズンズ選手が1999年の世界ターゲット選手権で初出場で優勝した翌年のベガスシュートで、WA(当時はFITA)の国際大会にデビューしたてのころのデイブ・カズンズ選手に「将来の目標は?」と聞いたことがあるのですが、その時の答えが「コンパウンドのレジェンドになること」だったのを思い出しました。今、確かにレジェンドと呼ばれる存在になっていますね。そんなデイブ・カズンズ選手が今大会で使用していたのは【SHIBUYA オクルススコープ】を搭載した【SHIBUYA アルティマCP PROサイト】とPSEのニューモデル【ドミネーターデュオ40SE】

 フィールドアーチェリーでは、10メートルから60メートルまでいろいろな距離に的が設置され、射ち上げ・射ち下ろし、逆光、悪天候などいろいろな状況で正確に狙う必要があります。使用する弓具に絶対の信頼がなければ、いろいろな状況下で最高のパフォーマンスを発揮することはできません。【SHIBUYA アルティマCP PROサイト】はSHUBUYA独自のXロック機構とセカンドアクシスとサードアクシス調整部分のロックネジに採用されているノルトロックワッシャーのおかげで、高精度で再現性の高い調整とセッティングの保持力の高さを実現。また独自の形状のカーボンエクステンションにより発射時にまるでサイトがついていないかのような静かさがもたらされます。

SHIBUYA アルティマCP PROサイトとオクルスコープの組み合わせ

【SHIBUYA オクルススコープ】は、スコープにサンシェイドなどのアクセサリーを取り付けた際にスコープ部分の重心の位置がサイトへの取り付けネジの位置からずれないように補正する「グラビティシフト」機構を備えており、高い発射エネルギーを持つコンパウンドボウの発射時の振動や衝撃による影響を受けにくくなっています。またスコープ内部は反射防止の溝に加えて艶消し仕上げを施したノングレア加工により、的と太陽の位置関係がさまざまに変化するフィールド競技にも対応しています。
 【SHIBUYA アルティマCP PROサイト】【SHIBUYA オクルススコープ】は、世界最高峰の競技大会でトップに君臨し続けるデイブ・カズンズ選手が絶大な信頼を寄せる高精度と耐久性を誇るコンパウンドサイトとスコープの組み合わせなのです。 

PSE ドミネーターデュオ

 今回デイブ・カズンズ選手が使用していたのはPSEドミネーターデュオ40SEカムモデルです。PSEの2023年モデル【ドミネーターデュオ】シリーズは、これまでのPSEのターゲットモデル【スープラ】【サイテーション】のようなデフレックスではなく、ストレートに近いハンドルジェオメトリーを採用しておりアロースピードがかなり速くなっています。ハンドルは左右対称形のシュートスルーデザインで、左右対称でも高い剛性を持った設計になっています。完全に左右対称なのでカムとリムを上下入れ替えてケーブルガードバーを左右乗せ換えると、なんと左射ち用の弓に組み替えられるという画期的な設計になっています。といってもこの機能がうれしいのは在庫が楽になるプロショップぐらいでしょうか…あ、左射ちのコンパウンドアーチャーにとっては、納期が劇的に短縮されるという大きなメリットがありますね。

スナップスペーサーシステム

 カムはスピード系で短い引き尺もカバーしている新開発のM2カム、引き尺が長いアーチャー向けのスピードカムS2カム、引きやすさと安定性を重視したSEカムの3種類から、自分のシューティングスタイルに合わせて選べます。3種類とも回転式引き尺調整モジュールを搭載しており、レンチ1本で簡単に引き尺調整が行えます。またレットオフ率も65%・70%・75%の3段階に調整が可能です。またカムポジションの調節が簡単に行える新機構「スナップスペーサーシステム」を搭載しており、実際に射ちながら自分の射ち方に合わせてカスタマイズしやすくなっています。

【SHIBUYA アルティマCP PROサイト】【PSE ドミネーターデュオ】コンパウンドボウのご購入・お問い合わせは渋谷アーチェリー世田谷店ONLINE店へ!または全国のSHIBUYA製品取り扱いアーチェリープロショップでも予約受付中です!

デイブ・カズンズ選手の世界フィールドアーチェリー選手権の成績
1998年オーバーグルグル大会(オーストリア) 個人:銀メダル
2000年コルチナ大会(イタリア) 個人:銀メダル
2002年キャンベラ大会(オーストラリア) 個人:金メダル
2006年ヨーテボリ大会(スウェーデン) 個人:銀メダル 団体:金メダル
2010年ヴィセグラード大会(ハンガリー) 個人:金メダル
2012年ヴァルディゼール大会(フランス) 個人:銅メダル 団体:金メダル
2016年ダブリン大会(アイルランド) 団体:金メダル
2022年ヤンクトン大会(アメリカ)
 個人:金メダル 団体:銅メダル ミックス:金メダル

 デイブ・カズンズ選手は、この他に2001年ワールドゲームス秋田大会のフィールドアチェリー男子コンパウンドでも金メダルを手にしていますし、NFAA(アメリカ独自のフィールド競技団体)のフィールド競技大会でも数々のメダルを獲得しています。
 またフィールドアーチェリー以外にも、世界ターゲットアーチェリー選手権世界インドアアーチェリー選手権などターゲットでも数々のメダルを獲得しており、まさにコンパウンドのレジェンドです。