～リコ・アレオラ選手、ワールドカップ史上最年少チャンピオンに！
投稿：2023年6月23日
今月コロンビアのメデジンで行われたワールドカップ第3節、女子コンパウンド部門を制したのは15歳のリコ・アレオラ選手でした。ワールドカップ史上最年少のチャンピオンです！決勝ではベテラン、サラ・ロペス選手と対戦。最終エンドで追いつきシュートオフの末に破っての勝利なので、大したものです。しかもアレオラ選手にとっては初めてのワールドカップというから驚き…と言いたいところですが、実は13歳で世界最大級のインドア大会ベガスシュートを制し、14歳になった翌年の大会も制して二連覇という偉業を達成している大型新人なのです。
リコ・アレオラ選手はワールドカップ メデジン大会の女子コンパウンド団体部門でもゴールドメダルを獲得しており、ダブルゴールドメダリストとなっています。優勝したアメリカチームですが、リコ・アレオラ選手が15歳、オリビア・ディーン選手が16歳、最年長のアレクシス・ルイス選手が23歳ということでチームの平均年齢18歳という非常に若いチームです。アメリカのコンパウンド選手層の厚さが伺えます。またワールドカップ メデジン会ではインドの16歳、アディチ・ゴピチャン・スワミ選手が予選ラウンドで711点（720点満点）というハイスコアでU-18の女子コンパウンドの世界記録を更新してますし、今年は世界的に若い世代の女子コンパウンドアーチャーの活躍が目立っています。
リコ・アレオラ選手は以前からSHIBUYAのユーザーで、ベガスシュートで初優勝した時にも【SHIBUYAアルティマCPXサイト】を使用していました。現在は【アルティマCP PRO】の9インチエクステンションモデルに【SHIBUYAオクルススコープ】を使用。弓は【HOYTストラトス36】でカムはSVX。【ストラトス】はHOYT独自の左右非対称シュートスルーデザインとテックブリッジの組み合わせにより、他の追随を許さない高い剛性と振動減衰性能を誇るHOYTのターゲットコンパウンドのフラッグシップモデルです。アローレストは上下・左右のマイクロ調整機構にバーニャ目盛りが付いているので、性格で再現性の高い調整が行えるドイツの【バイター コンパウンドレスト】のオーバードローマウントモデルです。リリーサーはヘッドとハンドルの距離を微調整可能な【TRUボール エグゼクティブ】リリーサー。こうして見るとリコ・アレオラ選手は自分の射ち方に合わせた細かくカスタマイズできる弓具を選んでいるようですね。
リコ・アレオラ選手は、これまでインドアの試合での活躍がメインでしたが、今シーズンからWAのアウトドア競技にチャレンジしています。すでに7月にアイルランドのリメリックで行われるユース世界選手権のU-18コンパウンド部門のアメリカ代表にも選ばれています。その後にはターゲットの世界選手権もあるので、代表に選ばれたら活躍が期待されますね！