~MATHEWSの2024年モデル【TITLE 38】入荷しました!

投稿:2023年11月2日

世田谷店にMATHEWSの【TITLE 38】が入荷しました。試射できるようにセッティングしてあります。近射スペースが予約で埋まっている場合があるので、試射希望の方は事前にご確認いただければと思います。当日でも空きがあれば対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

さっそくスタッフで試射しましたが、まず手に取った瞬間に思わず「軽い」と声が上がるぐらい軽いモデルです。軸間距離38インチでワイドタイプのリムポケット、エクストラロングハンドルという外観から重そうに見えるのですが、重量が2,068グラムと最近のターゲットモデルの中では最軽量クラスです。

ただ軽いだけでなく、開発チームが「剛性と安定性」を追求したと言うだけあって実射してみると、静かでした。そして今までのMATHEWSの弓との大きな違いとして、リリース時に弓が的方向に飛び出す感じがあります。リムポケットの角度が従来モデルより立ち気味になっているので、その分リムが前後に動くようになっているのです。

新しい【スイッチウエイトカム】はカムの両側にケーブルのテンションが均等にかかるよう、ハロンXなどで採用されていたデザインになり、従来品のクロスセントリックカムよりもカムの傾きの問題やベアリングの負荷が軽減されています。そして、MATHEWSではハンティングモデルでは既に定番となっている【インターリンクウエイトテクノロジー】が初めてターゲットモデルに搭載されています。【インターリンクウエイトテクノロジー】とは、一つのリムのセットでインナーカムモジュールを交換することでピークウエイトの範囲を変更できるシステムで、ボウプレスで弓を分解することなく六角レンチがあれば簡単にピークウエイトの範囲を変えられます。写真のモジュールでは赤丸で囲まれた部分に【60#.H.75】と刻印されていますが、これはピークウエイトが60ポンド(50-60ポンド)で、引き尺設定がH(28インチ)、レットオフ率が75%であることを示しています。インナーカムモジュールを交換することで、ピークウエイト、引き尺、レットオフ率が変えられます。

【スイッチウエイトカム】の引き感はひとことで言うと「ハード」。HOYTのスパイラル系のカムに近いドローイング特性です。しっかりと張りを持ってトリガーを切ることができるので、ホールディング時の安定感とミスを最小限に抑える効果が期待できそうす。ただ、75%レットオフでもカムが戻ろうとするトルクはかなり強いので、引き戻されないしっかりしたフォームと引きこなす体力が必要ですね。モジュールについては、迷ったら80%レットオフを選んだ方が良いかもしれません。使用されているマッチストリングはカスタムストリングメーカーの【GASボウストリング】のゴーストXVのような質感です。ワックスが少なく、安定したパフォーマンスが期待できそうです。

スプリットリムをさらにスプリットして(二つに分けて)間にダンピング素材を挟んだリムのおかげか、リムポケットが少し立ってリムが前後に動くようになっているのですが、パラレルリムのような静かで振動が少ない射ち感です。

世田谷店で試射できます!
世田谷店の試射用MATHEWS【TITLE 38】は、の今のところ50-60ポンド75%レットオフで28インチ引きのセットのみですが、引き尺設定とレットオフのバリエーションは増やす予定です。

【TITLE】のご予約・お問い合わせは渋谷アーチェリー世田谷店・ONLINE店まで!

マシューズ TITLE38仕様
■軸間距離:38インチ
■スピード:330FPS
■カム:スイッチウエイトカム
■レットオフ:70%・75%・80%
■ストリングハイト:7インチ
■引き尺:26‐31.5インチ(モジュール交換式・0.5インチ単位)
■ピークウエイト:50・55・60(65・70)ポンド

マシューズ TITLE36仕様
■軸間距離:36インチ
■スピード:336FPS
■カム:スイッチウエイトカム
■レットオフ:70%・75%・80%
■ストリングハイト:6.5インチ
■引き尺:25‐30.5インチ(モジュール交換式・0.5インチ単位)
■ピークウエイト:50・55・60(65・70)ポンド


■ハンドルカラーバリエーション:ブラック、ホワイト、メタリックレッド、オプティックイエロー、ディープティール、ミント、エレクトリックグリーン
■リムカラーバリエーション:ブラック、ホワイト