~ダートン2024年モデルが熱い!

投稿:2023年11月24日

先週末オランダで行われたベガスシュート 形式のインドア賞金トーナメント【キングスオブアーチェリー】で、DARTONの2024年モデル【エクソダス】を使用するエラ・ギブソン選手が女子コンパウンド部門を制しました。【エクソダス】はDARTONのターゲットコンパウンドボウのフラッグシップモデル【ベガス】のアップグレードモデルで、最近流行のワイドリム/ワイドリムポケットの組み合わせと新しい【EXカム】を搭載しています。

エラ・ギブソン選手は前の弓のメーカーとの契約が切れて、違う弓を試してみようと考えていた時に【エクソダス】を試す機会があり、ピークウエイトやカムタイミングと引き尺を合わせただけの弓で初めてスコアリングしたら298点出たのでこの弓に決めたと思ったそうです。それまで使っていた弓の軸間距離40インチで、【エクソダス】は37インチと短くなっているのですが、カムが大きいためフルドローした時のストリングアングルがほぼ同じだったためにアンカーの感覚も違和感がなかったようですね。

エラ・ギブソン選手(写真はGTオープンの時のもの)

DARTON独自の【Eシステム】搭載の【EXカム】
【Eシステム】はリムとカムに接続しているヨークとケーブルがローラーを介して接続しているため、ドローイングにつれてリムとカムにかかるテンションのバランスが変化しても、ローラーがヨークの引っ張る位置がバランスを保つ位置に自動的に調節されます。押手のトルクによるカムの傾きの影響を受けにくいシステムになっています。

Eシステム

エネルギー効率を重視したインナーカムモジュールシステム
新しい【EXカム】はDARTON独自の【Eシステム】と1/4インチ単位で引き尺調整できる回転式インナーカムモジュールを装備しています。従来モデルではひとつのモジュールで全ての引き尺(26.5~32インチ)をカバーしていました。ひとつの回転式モジュールで5~6インチの広い範囲を調節できるのは便利なのですが、一方で引き尺が短い側で使用するとスピードが遅くなるというデメリットもあります。


新しい【EXカム】ではインナーカムモジュールが6サイズあり、それぞれの引き尺で効率良くカムのパワーを引き出すことができるようになっています。弓を発注する際には、引き尺を指定する必要があるのでご注意ください。ひとつひとつの調整範囲が狭いですが、モジュールのサイズを変えてもストリングやケーブルはそのまま使えますし、弓の強さは変わらないので安心です。モジュールの調整と交換は、ボウプレス六角レンチがあれば簡単に行えます。

EXカムモジュールのサイズと引き尺範囲
#0.5:25.25‐25.75インチ
#1:26‐26.75インチ
#2:26.75-28インチ
#3:28-30インチ
#4:30-31インチ
#5:31‐32インチ

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DARTON エクソダス

【エクソダス】仕様
■軸間距離:37インチ
■スピード:325-326 FPS
■レットオフ:65‐75%レットオフ(可変式)
■ストリングハイト:7インチ
■引き尺調整範囲:25.5‐32インチ(回転式モジュール)
■ピークウエイト:30-40・40-50・50-60ポンド
■本体重量:2,222グラム