イーストン X10~1996年以来全てのメダル獲得に貢献し続けるアローシャフト
投稿:2024年10月13日今年の夏のパリ大会でも個人、団体を問わず全てのメダルはイーストン【X10アロー】を使用する選手が獲得しました。
アメリカのブレディ・エリソン選手、ケーシー・コーフォルド選手をはじめ、 韓国、中国、フランス、トルコ、ドイツそしてメキシコ、全ての国の選手が世界最高峰の舞台で夢を追い求めるために手にしたのは、イーストン【X10アロー】でした。
【X10アロー】以前も、1972年にアーチェリーが近代五輪競技に復帰して以来、全てのメダルがイーストン ブランドのアローシャフトを使用する選手の手に渡っています。アメリカのソルトレイクシティ工場で生産されているイーストンのアローシャフトは、世界中の大会で圧倒的な勝率を誇って来ました。
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イーストン【X10アロー】のどこがそんなにすごいの?
◾イーストン独自の樽型デザイン
樽型のアドバンテージ
●同一スパインでは断面積がより小さくなり、風の影響を最小限に抑えます。
●同一重量のシャフトと比較すると断面密度が大きいため、的前で失速しにくくなります。
●アローレストをクリアするために必要な適度なシャフトのたわみを作り出します*。
●リリースの誤差に対して寛容(ミスを拾いにくい)。
*カーボンは振動の周波数がアルミニウムよりも高い素材のため、フィンガーリリースで矢の後端が押されたときに、アルミニウムシャフトのように大きく、きれいにたわみにくい素材と言えます。オールカーボンシャフトでは、クリアランスを得るためにポイントを極端に重くするなどの工夫が必要な場合があります。
◾アルミニウム/カーボンのハイブリッド構造
イーストン独自の高精度・高強度のアルミニウムコアに、高弾性カーボン素材を巻き付けるハイブリッド構造によって、ポイントやノックピンの取り付け精度が非常に高くなっています。オールカーボンシャフトのようにスパインによって使用できるポイントやピンのサイズが変わるというわずらわしさもありません。
【X10アロー】のアルミニウムコアは、高精度のアルミニウム アローシャフトと同じ製法で作製されており、しかも完成品の倍の長さのアルミチューブから中心部分の精度が高いところだけを切り取って使用しているのです。
◾比類なき高精度
イーストンのシャフトの全周方向でスパイン(シャフトがしなる量)が均一に作られています。360°均一なスパインはフィンガーリリースのリカーブにとって致命的な要素で、もし均一でないシャフトが混ざっていると、リリース時に異なるスパインの矢を射っているのと同じことになり、同じところにグルーピングしない矢が出てきてしまいます。
5ポイント ストレートチェック
シャフトの中心からポイント側とノック側の全5か所でシャフトのまっすぐさをチェックして±.001”に収まるよう作られています。シャフトのまっすぐさについて考える時に、一番重要なのはノック側のまっすぐさです。弓のエネルギーはノックを介してシャフトに伝えられるので、ノックがシャフトにまっす取り付けられていることとノック側のシャフト自体がまっすぐであることが、矢が同じところへ飛ぶかどうか=グルーピングするかどうかにとって致命的な影響を与えます。
カタログ値でまっすぐさが±.001”と謳っているシャフトでも、シャフトの真ん中1点だけで計測していて、シャフトの端の精度は管理されていないものがほとんどです。製造工程の関係で出来上がったシャフトの端の部分は精度が出ないことがあるため、メーカーによっては購入後にブレの大きいシャフトの両端をカットして使用した方が良いと推奨することもあるくらいです。イーストンは完成品のシャフトよりもはるかに長いパイプ素材からまっすぐな部分だけを使用しており、さらに5か所でまっすぐさの計測を行うことで最高の均一性とクオリティーのために高いレベルのシャフト作りを行っています。
イーストンのアルミニウム/カーボンシャフトは加工精度の高いアルミニウムコアにカーボンを巻き付けた構造のため、ポイントやピンインサートの取り付け精度が非常に高く、取り確実に接着することが可能です。オールカーボンのシャフトにありがちな、ポイントの抜けやピンインサートがまっすぐに取り付けにくいといった問題とは無縁です。
イーストン【X10アロー】のお買い求め・お問い合わせは、渋谷アーチェリーオンライン店もしくは世田谷店まで!